表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

12/84

はたまた危機なんですが!?


ゴブリンの大群に向かって全速力で走りながら、渾身の一撃を放った瞬間、転んでしまった私。



そのせいで、ファイヤーボールを放つ軌道が大幅にずれてしまった。



どごごごごご.....!!!



と大きな衝撃音が鳴り響く。私が作り出した火球は私の真下の地面をえぐりながら進んでいった。



と、言うことは私の自重を支える地面がなくなってしまったわけで。



「うわ...うわわわ...!!!」



落ちる....!!!

と思ったのは一瞬。すぐに体に衝撃を感じた。



「わ、わわわ....!!」



どうやら火球は垂直ではなく斜め下に進んでいったらしい。

私は坂道を滑り落ちていった。



たしか...先程何回かファイヤーボールを使用した時、火球は2ー300m進んで消えた。


と、言うことはこのまま滑り落ちていたら、火球が消えてそこが行き止まりになり、ぶつかってしまうのでは!?



あたふたする私。どどどどうしよう!?



『魔法クリエイター』なる凄そうな職業を持っていても、

地頭がぽんこつなので瞬発的な思考が働かない。

それが私(どや

って、そうじゃなくて!



「あああああどうしようううううう」



自分の放った魔法のせいでてんてこまいである。



「とっ、取り敢えず追加で魔法を放とう!」



手を構え、魔法を放とうとした時、私の真下に空間が現れた。私の体は今度は真下に落下していく。



「んなっ!?」



突然の出来事に頭が働かない私。

こっ、今度は落ちてる!



当たりを見渡すと、謎の空洞が広がっていた。

高さはおよそ50メートル。地面に落下するまで時間がない。



「ふっふゆっ......」


「ふっふふっ....『浮遊』!!!!」



噛みまくりである。



地面スレスレのところで、変なカッコで浮かび上がった。

発動した時の体勢が悪かったのか、手が届かないところに操縦レバーとボタンが出現している。



「う、うううー手が届かないーー」

届きそうで届かないのが一番もどかしい。



私が変なカッコでもがいていると、後ろで声が鳴り響いた。



「グオオオオオオ!!!!!!」



図体の大きそうな、深く低く響く声が耳をつんざく。

いかにも凶悪そうで...凶暴そうで...



「こっ、これってなんだか....とってもとっても......」



やばい気がするーーーー!!!!!!!



いまだ変なカッコでじたばたするわたし。(パジャマ姿



どーするわたし!どーしよわたしー!!!


っていうか、全然動けないんですけどー!!!!!



もしよかったら、

【評価】と【ブクマ】を頂けると幸いです!


広告下の☆☆☆☆☆からポイントを入れて応援して下さい!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ