表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

11/84

渾身の一撃!


私はステータス画面を開いた。




-----------------------------------------------------------------------


□坂上カエデ Lv.16


HP 950/950


MP 15/70


職業:魔法クリエイター Lv.2


保有スキル:ステータスオープン ファイヤーボールLv.1 浮遊


同行者:坂上タクミ 坂上雪乃 坂上リコ


-----------------------------------------------------------------------



迫り来るゴブリン達。MPがもう残り少ない。

やるかやられるか。



私の「ファイヤーボール」は直線上の敵しか倒せないため、ばらばらに散らばる様に点在していたゴブリンをまとめて倒すには少し不便だった。



しかし、今現在敵は一斉にこちらに向かってきている。

先ほどと比べると、タイミングさえ測れば一気に十数体程のゴブリンを一掃できる可能性があった。



はあはあと息が上がっている父。

大きなダメージは受けていないものの、ゴブリンの弓矢が当たり、徐々に体力が削られている。



リコを背負いながら矢を放っていた母も、スタミナが切れてつらそうにしている。



そして黒魔法を使えるはずなのに未だ魔法を放たないリコ。

もしかしたら魔法という概念がまだないのかもしれない。しらんけど。



このままではジリ貧だ。

押し切られる前に、こちらから手を打たなければならない。



「やってやる...!」



力を込める私...!

父のため、母のため、そして妹リコのため...!



「うおおおおおお!!!!!!」



気合を込める私...!

ゴブリンが最も重なるところに狙いを定める...!

私たちの物語はまだはじまったばかり。こんなところでやられるわけにはいかない...!



「いっけーーーーー!!!!」



私はゴブリン達に向かって走っていった。

渾身の一撃...!



大きく振りかぶり、魔法を放った次の瞬間。



すってーーーーん!!!



と大きく私は転んだ。やばい。やらかした。

ゴブリンの目の前で転んでしまったーーー!!!


もしよかったら、

【評価】と【ブクマ】を頂けると幸いです!


広告下の☆☆☆☆☆からポイントを入れて応援して下さい!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ