表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/35

今度は






13.最低な男との最低な出来事




 夜。暗闇は、見られたくないものを隠してくれる。



「いいんですか?」



 問うた言葉には、不安と、少しの喜びで震えていた。頷く彼は、何を考えているのか。



「いいよ、おいで」



 彼に誘われてベッドに沈み込む。幸せな気持ちに包まれると共に、ちくりと罪悪感で胸が痛んだ。


 ——彼は3日後、姉と挙式するから。











14.いつまでも治らない傷心




 彼氏と別れて、数ヶ月が経った。


 別れてばかりの頃は毎日泣いていたけれど、最近は調子が良い。友達は安心したように笑う。


 自分でも嬉しかった。


 毎日の気持ちが楽になった——その筈なのに、今私は、彼とのLINEの履歴を見返して涙していた。



 愛しくなるたび、かさぶたを剥がす。結局私は彼を忘れられない。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ