表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/35

私は、






51.君が居ても、居なくても。




 好きになったのが人生最大の失敗かもしれない。



「だらけ過ぎるの良くない!」



 一緒にいたらぐだっちゃうし、



「寂しい……」



 離れてたら寂しさに負けるし。



「どうしたらいいの?」


「嫌いになればいいんじゃない?」



 困り果てる私に、君は少し悲しそうにする。



「嫌いになれるわけないじゃん」



 もう、泥沼だ。











52.夏の最後の思い出




「日の出見に行こう!」



 夏休み最終日。彼女の一言で自転車で海まで行くことになった。



「なんか青春っぽいね」



 笑う彼女はとても輝いて見える。彼女の言う通りこれが青春なのかもしれない、そう思った。


 ——夏休み明け、彼女は学校にはいなかった。引っ越し前最後の思い出作りだったのだと、後々知った。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ