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けれど私には






25.私とそっくりな貴方の恋の相手は。




 私とそっくりな貴方。好きな食べ物も、好きな音楽も一緒。性別を超えて気の合う友達。


 そんな貴方に、好きな人ができた。



「誰?」



 問いかけると



「——さんだよ」



 返ってきた答えに、愕然とした。好みの似る私と貴方だからこそあり得た話。けど信じたくない。


 ——彼の恋した相手は、私の恋する女の子だった。











26.死に至る息継ぎ。




 私にとってお風呂に入れないことは当たり前だった。1日1食なのも当たり前だった。それが私の知るこの家族だったし世界だった。


 けれど



「そんなのおかしいよ!」



 お姉さんは言った。お店に連れて行き、美味しいご飯を食べさせてくれた。驚きと喜びが混ざった。


 ——そして家に帰ってから、死にたくなった。






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