吾輩は猫であると異世界転生
早速一日空けてしまった。これがいけないのだ。続けることができない。やってみると、なーんかもういっかという気分になってしまうのだ。やってみれば楽しいと思うのだけれど、重い腰が上がらないのだ。
過ぎたことは仕方ない。今書いているということは、まだ続けているということなのだから。よしっ。
今日、猛烈に悔やんだ。林先生、林修先生が言っているのを聞いた。
「いい小説かどうかは一行目でわかる。一行目はものを書く者が一番時間をかけるところだ。」
耳が痛い。自分にとって初めて(学校での作文は別として)の文章の作品なのに、パパパーッと思いつくがままに書いてしまった。林先生は「吾輩は猫である」が一番すごいと言っていた。今までは、考えたこともなかったが説明を聞くとなるほどと思った。
だからといって自分にそのような文がおもうわけでもなかった。
話の内容は変わる。一日空けたから書く内容は溜まるのだ。
「小説家になろう」。なんとなく文章が浮かんで書いたものを投稿したのだが、27人がアクセスした。もちろん、内容が面白くなくて、読んだのではなく開いただけになった人もいたかもしれないが。
誰かが読んだというのに、なんともいえない感動のようなものが訪れた。新鮮だった。感想も評価もないものだが。
それが、面白くないということの表現と思うと、心のなかで、こんな、素人が書いた文章だ。当たり前だ。と思う自分もいれば、素直にちょっと悲しいと思っている自分もいる。
そこで、ランキング上位の小説たちはどんなものがあるのか興味が湧いて見てみた。
アニメ化や書籍化している有名な作品が多くあった。単純にすごいなと思った。しかし、そこは人間、それだけで終わらない。やっぱり印税とかでガッポガッポなのだろうか。と思ったり、自分もランキングに上がってみたい。とか欲望が顔を覗かせてきてしまう。
ま、別にそのことは別段悪いことだとも思わないが、そのことだけで書いていては面白くない気がする。やはり、自分が楽しんでいるのが一番な気がする。
ランキング上位には異世界転生というファンタジージャンルの作品が多かった。確かに異世界と聞くと、今の自分の生活と違うことにワクワクする。それに、「小説家になろう」は異世界転生の作品が多いことでも有名なのだから読者のニーズもあるのだと思う。
だから、そこでまた別のジャンルで人気になる。というのはちょっと難しい気がする。だが、そこを開拓していく人はとてもすごいと思う。
(異世界転生……ファンタジーの書いてみようかな。そうしたら、ランキング上位に上がって印税ガッポガッポに…。)
私利私欲が出てきてしまう。(だって、実際に成功例があると自分もって思っちゃうじゃん。)
よく、欲が出ます。なんちゃって。
いけない。作品の雰囲気が変わってきてしまった。とにかく、自分は心に浮かぶよしなしごとを一方通行にここに書いていこう。
(でも、冗談抜きにファンタジーも面白そう。)




