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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

幼女魔王が行く!

幼女になった魔王が世界を旅します


勧善懲悪ものです


異世界版水戸黄門?


御笑覧ください

「いくぞ魔王! 新・破魔神聖撃滅波!」


「こい勇者! 黒龍滅殺究極奥儀! 千龍乱舞!」






勇者と闘った所までは覚えている


その後がさっぱり判らない


なぜが外で寝ていた


のどかなただの草っぱらの真っただ中だった


青い空、白い雲、見渡すかぎりの大地


ここどこ?って感じ


魔王領ではないのはたしかだ


こんなに平和ではない


そうすると人間の領域か?


困って頭を掻こうとしたら手が小さくなっているのに気がついた


ぺたぺた身体中をさわる


顔、方、胸、お腹、足


身体が小さくなっていた





記憶とナイスバディを取り戻すため、幼女になった魔王の旅が始まった





あれから3年後、謎を解くために冒険者になった


長期の依頼を終えて拠点としている町へ戻る


定宿にしている御飯の美味しい店に行く


「おばちゃん、また泊まらせてれるか?」


魔王がそう言って宿の扉を開けると食堂が凄いことになっていた


ごろつきどもがバカ騒ぎをしていた


「これはなんじゃ?」


見回すとおばちゃんとその娘(7さい)が壁際でお互いの手を握り締めて縮こまっていた


「イケニエきたー!」


「あーっかわいそー(笑)」


バカどもがゲラゲラ笑ってきた


無視しておばちゃんに聞いてみた


テンプレで地上げにあっていた


住むところ兼用なので断った


そしたら連日嫌がらせされるようになった  ←今ココ


やれやれ





そう思っているとバカどもが寄ってきた


「俺達と遊ぼうぜ!」


「楽しませてやるぜ!」


ニヤニヤしている





やっちゃう?


逝っちゃおう!


「おじちゃん達、遊んでくれるー?(二ヤリ)」




まず全員の向こうずねを蹴る


魔王の早さを舐めるな!


1秒で完了だ!


おばちゃんと娘、ポカーン!




その後は一人一人丁寧に肉体言語でお話しました


まずアキレス腱を極めます


次は腕ひしぎ!


エビ固め!


コブラツイスト!


インペリアルホールド!


身体が小さくてリーチが足りない分は皆さんに頑張ってもらいました


背骨がギチギチいってました(笑)




みんないい声出してくれました!


魔王であった昔を思い出します


魔族は基本、実力主義です


力が正義!なところがあります


勝てば使いでがある部下になるのですから傷なんてつけれません


つまり、傷を付けずに勝つ!


自分は倒す気でかかっていったのに手加減してもらった上に、3日3晩くらい痛さにのたうちまわる


傷はつかないけど、心はボッキボキに折れちゃいますけどね!


こいつらも、もちろん途中でなんて止めませんよ?


痛みで気絶して、その後、痛みで覚醒


それを何回も繰り返します





涙と汗にまみれた顔で「悪かった!」って何度も謝ってきました


「おばちゃん達の苦労はこんなものではないよ?まだまだ続くからな」


そう言った時の絶望した顔といったら・・・ププッ笑えました


全員を順番にしっかりと〆ました


待っている間の恐怖に染まった顔もたまりませんでした




説得のかい?があって全員、真人間になりました


「おぬしら! 行儀よく食べるんじゃぞ!」


「「「「「「「イエス、マム!」」」」」」」




いいことすると気持ちがいいですね!

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