表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Novel~☆~World  作者: K.T
6/13

6話:刹のANGEL……

「今日の訓練は、模擬戦闘。敵の映像を映すからそれぞれ空弾で撃破せよ」

「はッ!!」

この世界の学校は、戦闘モビルスーツでの戦闘訓練学校になっていた。技術も前にいた日常の世界より一段と優れていて、考えられないような世界が広がっている。

「敵なんか本当に来んのかよ」

どんな敵を自分達は倒そうとしてるのか、何のために戦っているのか、高瀬羅 刹には全く分からなかった。

「模擬戦闘開始します」

ANGELが一斉に動き出した。スティックのボタンをゆっくりと順に押しながら、高瀬羅 刹は自分の能力を知ってしまった。

「考えただけなのに……自分が押すのより早くボタンが勝手に押される……」

「機体リンク度、180%。これより専用機処理登録を行います」

「専用機処理登録?」

そう言うのと同時に、背中にちくりと痛みが走った。

「針!?」

服の背中には血がにじんだ。

「血液採取完了。DNAセット完了。内部再起動。リンク……開始します」

高瀬羅 刹のANGELが黄色く輝きだした。機体に入った赤や黄緑のラインは、全て黄色に変わった。

「雪乃班より大量のエネルギーを確認。映像、リンクさせます」

地球にある本部も騒がしくなった。同じように、雪乃班の隊員たちも異常を感知した。

「どうしたの? 何か言いなさいよッ!!」

雪乃の横に映った高瀬羅 刹は、目を閉じて気絶している。

「あぁぁぁーッ!!」

高瀬羅 刹は、痛みで叫び声をあげた。

「大丈夫なの? 何があったの?」

雪乃の声は、今の高瀬羅 刹には聞こえていなかった。

「リンク完了。正常機に戻ります」

「はぁ、はぁ……」

ANGELの色が元に戻った。宇宙は、何もなかったかのように静まり返る。

「雪乃中隊長……。俺……先に帰還します……」

「私たちもすぐ帰るわ」

高瀬羅 刹のANGELは消えていった。四体のANGELは、高瀬羅 刹のANGELより1分遅れてワープホールに入った。

「雪乃中隊長。機体K200395が、本部より200メートル先に不時着しました」

「それって……、刹のANGEL……」

ワープホールの中で、雪乃に通信が入った。本部からの緊急伝令だ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ