初恋に終わりを告げる
掲載日:2025/11/22
私はあなたが好きだった。
好きだと自覚を持ったのはいつ頃だっただろうか。
告白なんかする前に、彼女ができてしまった。
あなたの声、性格、全てが好きだった。
少しドジなところも、友達にちょっかいをかけて怒られるところも、全て。
気づいたらあなたを考えていた。
気づいたら目で追いかけていた。
一緒にいるのが辛い。でも、離れたくない。
あなたの幸せを喜んであげられない。
心にはポッカリと穴が空いたまま。
いつも通りの顔をして、悲しい顔をしないように。
笑顔の仮面という武器を身につけて。
私の初恋は幕を閉じたのだった。




