定規使い
──なあ、知ってるか?炎を使うって言う剣士の話
──ああ、聞いたことがあるぞ。でもそいつ、剣士なのに剣を持っていないんだろ?
──え?じゃあ何を持ってるんだ?
──それは・・・
─────────────
盗賊たちが話をしている。
「なんだと!?また隣町の盗賊が壊滅したって?」
「はいっ!また、謎の剣士の仕業と思われます」
「く・・・ わしらもそろそろ違う町に移るぞ!」
「わ、わかりました!」
盗賊たちがでかい声でそんな話をしている中、我は盗賊のアジトの真ん前に突っ立っていた。隣町の盗賊からの情報でこの町にそれなりの力を持つ盗賊がいると聞いていた。だからこそその盗賊のアジトに来てみたんだが・・・
(入り口がみつからねぇ・・・)
まあ、いわゆる苦戦ってやつだ、我は今それをしてる。してるっていうのか?なってるっていうのか?まあよくわからんからしてると言っとく。まあ盗賊のアジトってのは隠し通路みたいなのがあるんだけども・・・ いままでの盗賊のアジトがあった場所をよく探してみたが見つからん・・・ 一体どこに入り口があるんだ?まあいいや。我にとっちゃ入り口なんて関係ないけどな。
俺は、自分の剣があるから。まあ刃はついてないし、剣でもないけど。
それに木でできてる。リーチは一メートル。長いのかよくわからない。この剣は、いやこの長い棒はなんと長さが図れる、一メートル以内なら。狭いところに落ちたものを拾える、それなりのテクニックがあれば。というかこの棒は定規だ、ものさしだ。
こんなもので戦えるか?と思うやつもいるかもしれない。だが、この定規には特殊な能力がある。
まず、一つ目は硬い。二つ目は燃えない。三つ目は火が出る、いや、炎と言ったほうがいいかな?
まあ説明は皆飽きてるだろう?だからこれ以上説明なしでいく。
我は己の剣でアジトの壁を切る。中は空洞、切れやすい。
おお、ビンゴ。ちょうど頭の部屋か。
「お、お前が噂の剣士か!?」
「ビンゴ。まあ俺は剣は持ってないから正確には剣士じゃないけど」
「く・・・ くくく。お前が来るのは予想していた!だから・・・ こい!フードの鬼!」
「フードの鬼ぃ?」
頭がそういったら奥の部屋からフードをかぶった男があらわれた。
「はっはっは!フードの鬼!あいつを倒せ!」
頭は笑っている。
「俺は、他人に、指図、されるの、キライ」
「はっは・・・ なに!?」
フードをかぶった男が頭に近づく、頭は身動きが取れないらしい。
「助けてくれぇ!金ならいくらでも払う!」
「おい、おっさん。それ、死亡フラグ」
「その、通り、だぞ」
フードの男は容赦なく頭を殴ってる。盗賊相手に素手でゲンコツ・・・ なんかおもしろい光景だ。
ま、頭が気絶したら、 ほら、予想通りだ。次は、俺の番か。
「お前、俺の、相手に、なるか?」
どうもこんばんは、NOT筋肉大豆です。
この物語・・・ よく見たら名前がひとつもでてきてねえ・・・
自分はそもそも名前をつけるのが苦手なので・・・
というわけで人気があるわけでもありませんが、至急『主人公の名前』募集です。
ついでにフードの男の名前もおねがいします!
そうか名前をつけてください。
それだけが私の望みです。
NOT筋肉大豆