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94話 マキの課題-1

「さて、今日も新体操部の練習を覗いてみるか」


 放課後――。

 龍之介は第二体育館の近くまでやって来た。

 お目当てはもちろん、1年生のマキである。


「お、いたいた。マキちゃんは今日も元気そうに練習しているな」


 レオタード姿の彼女が、リボンを手に舞うように動き回っている。

 その技術力はとても高く、龍之介は思わず見惚れてしまった。


「あれなら、新体操の大会でも間違いなく上位にいけるだろうな……。容姿も優れているし……」


 龍之介はマキを改めてじっくり観察する。

 ピンク色の髪をした彼女は、とても可愛らしい容姿をしていた。


「あの技術力と可愛さなら、コーチからも高く評価されているだろう。……ん?」


 龍之介がそう呟いた瞬間――。

 体育館内に怒声が響き渡った。

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