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121話 覇闘峯山高校-2

「分かりました。なら、今日はド真ん中のストレートで勝負します」


「あ?」


「デッドボールなんて、絶対に投げませんよ。それで文句はないですよね?」


「おいおい、それじゃオレが脅したみたいじゃねぇか。オレはあくまで、可能性について忠告しただけだぜ?」


「大丈夫ですよ。むしろ、ちょうどいいでしょう。実力差を考えるとね」


「……ちっ! 言ってくれるじゃねぇか。なら、見せてもらおう! その実力差とやらをな!!」


 獅堂は舌打ちすると、仲間の元へと戻っていく。

 彼女の言葉通り、覇闘峯山高校の野球部員たちは喧嘩っ早そうだった。

 野球のユニフォームを着ていなければ、『どこかの不良がグラウンドに乗り込んできた』と勘違いしていただろう。

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