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116話 翌朝-3

「ところで、龍之介くん」


「は、はい?」


「合宿の最終日に……練習試合をしないかい?」


「練習試合……ですか?」


「うん。私の知り合いの高校なんだけど、不祥事で対外試合が禁止されていてね。ようやく謹慎処分が解けたから、ぜひうちと試合を……って言ってきているんだ。合宿で都外まで来ている今、普段できない交流をするのもいいだろう?」


「なるほど。俺はいいですけど……」


 龍之介はチラリと少女たちを見る。

 全員ぐっすり眠っているようだ。


「彼女たちとも相談してみます」


「それもそうだね。では、最終日までに考えておいてくれたまえ」


 女理事長はそう告げると、旅館を去っていった。

 残された龍之介は、少女たちの寝顔を見ながら今後のことを考え始めるのだった。

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