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109話 冬合宿-5

「今日の練習は、ここまでだ」


 日が暮れる頃、龍之介が告げる。

 7人は汗をかきながらも、爽やかな表情だった。


「龍先輩! お宿に戻って休憩しましょう!」


「そうですわね! 早く温泉に入りたいですわ!」


 ノゾミとユイが龍之介に駆け寄り、腕を絡める。

 龍之介は2人の頭を撫でながら、他の少女たちに告げた。


「みんなも、汗を流してさっぱりするといい。大浴場に行くんだろ? 今はちょうど女性が入れる時間だったはずだ」


 ここの旅館は特殊で、大浴場は一つしかない。

 その分、とても広く豪華だった。

 時間や日によって男女の入れ替えがあるが、今は女子の時間だ。


「はい! ちなみに、龍様は……」


「部屋にある風呂で軽く汗を流しておくさ。大浴場ほどじゃないが、そこそこ広いし十分さ。大浴場は、晩ごはんの後にでも使わせてもらう」


 龍之介はそう告げる。

 そして、少女たちを見送ったのだった。

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