表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

108/171

108話 冬合宿-4

「……あなたたち、私の邪魔をするなら――」


「――落ち着いて。実は作戦が――」


「――決行は――」


 6人が小声で会話を交わすが、その内容は龍之介の耳には届かない。

 龍之介は1人で準備運動を始める。

 そして、しばらくすると――


「納得しました! 流石は龍様が勧誘したメンバーなだけはあります! 私たちはワンチームです!! オール・フォー・ワン!! ワン・フォー・オールです!!!」


 ミオは笑顔になって戻ってきた。

 その笑顔には、一点の曇りも感じられなかった。


「それで……何の話をしてたんだ?」


 龍之介が問いかけると、少女6人が声を揃えて答えた。


「それは秘密!」

「秘密です!!」


「……そうか」


 妙に機嫌の良い彼女たちに首を捻りながら、龍之介は準備運動を進める。

 そして、7人で練習を始めたのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ