表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

105/171

105話 冬合宿-1

 12月下旬――


「ここが俺たちの合宿先だ!!」


 龍之介は、目の前の建物を指し示す。

 それは和風の旅館で、かなり立派な佇まいだった。


「すごいですねぇ! こんなところに泊まれるなんて!!」


「設備も整っていそうですね。楽しみですわ」


 マキとユイが目を輝かせる。

 他の少女たちも、皆一様に嬉しそうだった。


「では、早速中に入りましょう! ……むっ!? あれは筋トレルームでは!?」


「ちょっと、ミオちゃん! 先にチェックインしないと……って、あれは合気道道場!?」


「剣道場もあるようでござる。いやはや、このような旅館が存在するとは……」


「さすがは龍先輩。すてきなセンスですっ!」


 ミオ、アイリ、セツナ、ノゾミが旅館の中を見て回る。

 龍之介が選んだ旅館は、彼女たちに好評のようだ。


「ふふ……。みんなが喜んでくれて、俺も嬉しいよ。この旅館には、中学生の時にも合宿で泊まったことがあるんだ。学生やプロスポーツ選手からの評価が高い特別な旅館でな……。みんなも気に入ってくれると思っていた」


「そうだったのですかぁ! とっても嬉しいですぅ!」


 龍之介の言葉に、マキが満面の笑みを浮かべた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ