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100話 愛情クロストレーニング・マキ-1

「さぁ、今日の特訓を始めようか」


「はい! 今日もよろしくお願いしますぅ!!」


 龍之介とマキは、第二体育館で向かい合っていた。

 今日は2人での特訓である。

 この場には龍之介とマキの2人しかいない。


「今日はどんな特訓をするんですかぁ? 前回は、かなり恥ずかしかったんですけどぉ……」


「そうだな……。前は全裸でリボンを振ってもらったが、そろそろ次の段階に行ってもいいかもしれん。というわけで……今回はこれを着てもらおうか」


 龍之介はそう言うと、袋に入った衣服を手渡した。


「これはぁ?」


「特注のレオタードだ。今日はこれを着て、演技をしてみてもらおうと思っている」


「裸よりはマシですけどぉ……。これはこれで恥ずかしそうですぅ……」


 マキは恥ずかしがりつつも、龍之介の目の前でレオタードに着替えていく。

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