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1話 少し先の未来 -甲子園大会決勝-

『さぁ、2100年度の甲子園も、いよいよ決勝! 男女混合になって10年の記念すべき大会でもあります! この夏の甲子園大会、優勝校は一体どちらになるのか!』


 ――テレビでは、おそらくアナウンサーがそんなことを興奮気味に語っているのだろう。

 しかし、その声は俺たちには届かない。

 それもそのはず。

 決勝に残ったチームの片方は、この俺が率いる【桃色青春高校】なのだから。

 俺たちは今、グラウンドにいる。

 そしてもう片方のチームというのが……。


「ふんっ! あんたみたいなザコが決勝に残るなんてね!!」


 相手チームのキャプテンがこちらを睨みつける。

 彼女こそ、春の大会を制した『スターライト学園』のキャプテンであるハルカだ。

 俺とは少なからず因縁がある少女だ。


 彼女には何度も苦汁をなめさせられた。

 だが、俺たちは挫けることなく努力してきた。

 今日という日を迎えるために。


 そして今、ついにその時が来た。

 俺とハルカの戦いが決着する時が。


「今日こそはお前を倒す。信頼できる仲間たちと共にな」


 俺はそう言って、スコアボードに表示された名前を見た。

 そこにはこう書かれている。


先攻・桃色青春高校


1番左・セツナ

2番二・マ キ

3番投・龍之介

4番一・ミ オ

5番三・チハル

6番右・サ ユ

7番遊・アイリ

8番捕・ユ イ

9番中・ノゾミ


 俺以外は全員が女性だ。

 ちなみに控えの投手や野手もいるが、全員が女性である。

 ここ数十年で、スポーツ医学も随分と発達した。

 男女の差は小さい。

 何より、俺たち野球にかける想いは誰にも負けないはずだ!!


「ふーん……、面白いじゃん」


 俺の言葉を聞いたハルカは不敵な笑みを浮かべる。

 彼女の自信に満ちた表情を見る限り、今日の試合も楽勝だと言わんばかりだ。

 確かに、彼女は強い。

 それは間違いないだろう。

 だが、だからといって諦めるほど、俺たちの高校野球生活は甘くはない。


「いくぞ! みんな!!」


「「「おぉ~!」」」


 こうして、桃色青春高校の最後の試合が始まった。

 思い返してみると、このチームに入ってからいろんなことがあった。

 まず――



--------------------


決勝戦

主人公ステータス


龍之介

右投げ左打ち

ポジション:投手 ** **

最高球速?km 制球力? 持久力? 変化球?

ミート? パワー? 走塁力? 送球力? 守備力?

【**の力】チームメイトに**選手がいると能力アップ

【積極**】**に積極的になる

【**帝王】**や****の才能がある

【****】***************

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