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スーパーバッシング来そう!「愛の不時着」批判!! 

※ネタバレ、ほんの僅かあります。

未視聴の方は(特に女性は絶対)読まれない方がいいと思います。








ついに買ってしまった。


だって、僕はケーブルTV環境ないんだもの。

年間数万円(ほど?)が惜しくて、地上波しか見ない、ほぼニュースソースはNHKと神戸新聞(地元紙)だけという、スーパーローカルな人間である。


携帯電話は、もちろん最安の3ギガまでしか動画見れない低料金契約。


だって、それで何とかやって来れたから。

ネット中毒にならず、ちょうど良かったのかもしれない。

…ただ個人能力的な、情報処理が遅すぎるだけかもしれないけど。


それでまあ、「愛の不時着」DVDをついに買った!

新品5500円で安かった!!


僕の中では、「梨泰院イテウォン」と並んで、見ておきたかった評判ドラマである。


「何!? ハリウッド女優までが夢中だと!?」

そんな噂を聞いてから、レンタルまだか、レンタルまだかと待ちつづけ、とうとう買ってしまった。


なぜなら深夜2時に目が覚めて、覚醒しすぎて寝られない(無理に寝て起きると、逆にしんどい)夜が出てきたから!


大抵の地上波ドラマではそこまで起きる気にならないが、評判作となれば話は別である。


夜中の最高の楽しみの一つーーそして朝ごはんを食べて、また眠くなったら1時間ほど寝て出社ーー!

が、できるなーと思っていたのだ…


まだ周りみんなが寝静まっている静かな暗がりで、しっとりと滅茶苦茶おもしろいドラマを見る。

それも、ネットに繋がった、何やら騒がしい媒体ではなく、たしかに手元にある、いつまでも視聴を待ってくれている、幸福感のある保有ディスクである。


久しぶりにワクワクするシチュエーションだった。

第一話を観て、「あれ?」と思うまでは。


第二話、第三話…

初キス…

「なんか『星から来たあなた』と似てないか?」


漫画家の東村アキコさんが話題に上げていたから、いちおう観ていたのだが、やはり脚本家が同じだった。


面白い。グッとくる。

女性なら、俳優の少し強気なハグシーンで座布団から飛び上がったり(座布団にすわってドラマを観る人がいるかどうかは知らないが)、キスで胸を締めつけられる幸福感や、羨ましさにどれほど浸れたであろうか。


「…でも、う〜ん」

すべて“予想内“の面白さなのである。

ドラマとして、物語として、情報にとぼしい僕のところへ爆発的評価で聞こえてきた作品にしては、決定的に足りてない何かがある。


「鬼滅の刃」を思い出した。

あの作品も、ボロ泣きしながら、「でもなんか総体的に「新作」として一番必要な部分が足りてないな」と感じながら、その鬼気迫る部分には胸を打たれながら、読み切らせていただいた。


ここ二十年ほどで、僕がその評価を聞いて視聴、読んだ作品では、海外ドラマ「24トゥエンティーフォー」「プリズン・ブレイク(第1シーズンのみ)」、漫画「キングダム」が、評判と想像を超えてきた物語だった。


あとは…あんまり記憶にない。

『君の名は』に至っては、「ウソだろ!?」としか思えなかった。

面白いことは面白いけど、みんなで騒ぎまくるほど記憶に残るものなど何もない。



愛の不時着ーー

まだ5話までしか観ていない。


しかし、もう続きが気にならなくなってしまった。

キャストは魅力的で、脚本もハイクオリティー。


「鬼滅」と同じで、昔なら文句のつけようのない作品だった。

「10年前、20年前に観たかった!」


というのが、僕の率直な感想である。

今までの名作があってこその、集大成的な演出、そこから半歩(決して一歩でない)だけ出たか出ないかの、微妙なオリジナリティー。


物語ーーフィクションに常に触れていない、「本当に面白いものとは何なのか」ということを考えもしない、いわゆる死語になりかけている、リア充(素人)がその分かりやすい面白さに驚き、ネットで騒ぎまくったのだろう。


もちろん称賛作の「愛の不時着」。

ミステリー要素はあるし、5話以降で化けるのかもしれない。

特に女性的にはクラっとくるだろうシーンが多いし…


しかし「鬼滅」でけっこう世間にガッカリした僕には、それほどの期待は抱けない。(決して鬼滅を馬鹿にしているのではない。二次海記にも書いたが、あれはすべての子供に、子供時代に何度もくり返し読んでいてほしい名作、心の勉強作である。…多少過激ではあるが)


願わくば、愛の不時着を全話見終わったあと、この話の後書きで、

「…久賀が間違っておりましたーー!へへえ!!土下座して謝罪し、素晴らしかった部分を取り上げますだ!」

ということになって欲しいと思っている。


…心底思っているわけではないが、5割か、そのくらいは、まだ世界に期待したいと感じている、未熟な久賀なのだ。


アイ不時フジ」ファンの方!(勝手に略すな。それに通じない)

本当にごめんなさい!!


久賀にとっては、今のところあってもなくても構わない作品です!


ラブストーリー好きでもない人間のところにまで評判が聞こえてきたドラマは、もちろんラブストーリー、そもそもその媒体ドラマの枠を超えた作品でないと困る!!


それぐらい、「評判作」には責任がつきまとうのが悲しさ。


なぜいちいち世間にケンカを売ってまでこんな話を上げようかと思ったかと言うとーー


まあそれくらい、続きを見る腰が重くなってしまったんですね。

いや、結局見るんですけど。評判には弱いから。


「梨泰院」もまだで、「六本木クラス」も途中やめようと思ったけど、知り合いが「見てる」と言ってたから見たら、やめずに良かった! となったから、そうなるのを願ってます。


申し訳ない。

読んでくれる人を楽しませようと思ってたのに、ただのグチになってしまった。


次は面白いエッセイ書くからね!

ほとんどそうならないけど、そういうつもりで書くから!


またお会いしましょう!!

どこかで!←?







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