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プロローグ
はじめまして。
炒りごまです。
読みやすいよう頑張ります。
4月1日
そこに風変わりな男がいた。
一見すると浴衣のように見える紺の和服。
夏ならともかく今は確実に目立つであろう服で
歩いてゆく。
彼は急ぐ
人と妖怪の理想郷。
『幻想郷』へ。
「ざっと1000年ぶりか」
彼は微笑む。
「アイツは果たしてうまくやってるのか?」
そう呟いた彼は寂れた神社に入る。
気がつけば一陣の風とともに消えていた。
彼の名は
『龍神 翠』
これはとある男と幻想郷の住人が起こす事の記録である。
東方翠龍譚、開幕