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200文字小説集 vol.3

靴の穴(200文字小説)

作者: 日下部良介

 雪だ。


 履いて行く靴を吟味する。雪道で転んで怪我でもしたら大変だ。いつも履いている靴は底がすり減ってつんつるてん。なので、それはやめて別の靴を履いて行くことにした。


 朝はそれほどでもなかった雪は帰る頃には数センチ積もっていた。靴を変えて正解だ。

 ところが歩き始めてすぐに異変に気付く。

「あれっ?」

 確認すると靴底とつま先部分の境目が少しめくれていた。


 転びはしなかったけれど靴の中は靴下までびしょ濡れになった。




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