Letter later -伝聞師と魔法使いの職務記録-
種族問わず、様々な種族が共存している世界「テレジアノーツ」
種族ごとに居住区という名の国や都市が存在し、そこで民は生活を営んでいる
この世界には、国から国、種族から種族へ言葉や想いを「伝える」仕事を担う「伝聞師」が所属する「伝聞局」が存在する。
多言語を操る語学力と、国から国へ、険しい道のりを歩き抜ける体力。そしてその立場を重んじ、立場に奢らない性格を持つ堅実な者しかなれない選び抜かれた精鋭の仕事だ。
そんな伝聞師を目指す「羊族」の「エリシア」は伝聞師養成学校を最年少で入学、卒業試験まで漕ぎ着けたが「落ちこぼれ」と揶揄される少年。
彼と、同じく見習いの卒業試験を受ける十人が行う「卒業試験」は護衛の同行者を決め、学校が選んだ依頼人の伝聞を完遂させること。
そんな彼の初めての依頼人は貴族「ユーリ・テスラヴェート」
彼の依頼はのちに「限りなく不可能に近かった案件」と揶揄され、物語の始まりに刻まれることになる。
これは、伝聞師を目指す少年エリシアと彼の護衛を務める事になる魔法使いカルルの「伝える旅路」の物語。
伝えたいことは、山ほどあります。差出人が伝えたい「もう一つ」。預かってきた言葉は手紙を読まれたその後に、お伝えします。
(こちらは2022年4月に投稿した同タイトルを長編化し、それに合わせて加筆したものです)
種族ごとに居住区という名の国や都市が存在し、そこで民は生活を営んでいる
この世界には、国から国、種族から種族へ言葉や想いを「伝える」仕事を担う「伝聞師」が所属する「伝聞局」が存在する。
多言語を操る語学力と、国から国へ、険しい道のりを歩き抜ける体力。そしてその立場を重んじ、立場に奢らない性格を持つ堅実な者しかなれない選び抜かれた精鋭の仕事だ。
そんな伝聞師を目指す「羊族」の「エリシア」は伝聞師養成学校を最年少で入学、卒業試験まで漕ぎ着けたが「落ちこぼれ」と揶揄される少年。
彼と、同じく見習いの卒業試験を受ける十人が行う「卒業試験」は護衛の同行者を決め、学校が選んだ依頼人の伝聞を完遂させること。
そんな彼の初めての依頼人は貴族「ユーリ・テスラヴェート」
彼の依頼はのちに「限りなく不可能に近かった案件」と揶揄され、物語の始まりに刻まれることになる。
これは、伝聞師を目指す少年エリシアと彼の護衛を務める事になる魔法使いカルルの「伝える旅路」の物語。
伝えたいことは、山ほどあります。差出人が伝えたい「もう一つ」。預かってきた言葉は手紙を読まれたその後に、お伝えします。
(こちらは2022年4月に投稿した同タイトルを長編化し、それに合わせて加筆したものです)
序章:伝聞師見習いと魔法使いの卒業試験
序章:テレジアノーツ調査記録①「鳥族」
2022/04/20 05:00
1:アリエスのエリシア
2022/04/20 05:00
2:第十相談室の依頼人
2022/04/21 05:00
3:待機場の魔法使い
2022/04/21 17:00
4:オンボロ宿屋の癒やし枕
2022/04/22 05:00
5:先の約束
2022/04/22 17:00
6:氷の空路
2022/04/23 05:00
7:もう一つの声
2022/04/23 17:00
8:伝聞は果たされる
2022/04/24 05:00
9:改めて、自己紹介をしよう
2022/04/24 17:00
10:魔法式を作ろう
2022/04/25 05:00
終章:次の行き先は
2022/04/25 17:00
第0.5章:首都「エスパシオ」中央区→水都「レーアクルフ」
間章1:テージアへの届け物
2023/04/20 05:00
間章2:着任式前に
2023/04/21 05:00
間章3:出立の日
2023/04/22 05:00
間章4:聖都アタラクシア
2023/04/23 05:00
間章5:キャレットとの邂逅
2023/04/24 05:00
第1章:白兎族のミシェリアと白銀の籠
序章:テレジアノーツ調査記録②「白兎族」
2023/04/25 05:00
1:魔法使いの杖
2023/04/26 05:00
2:魔石が眠る山
2023/04/27 05:00
3:初仕事
2023/04/28 05:00