設定のあれこれ
※ネタバレ要素が多分に含まれています。 ご注意下さい。
また、旧設定をそのまま使っているものもあり、Re/Oでは誤植にあたる項目もあるかも知れません。
◆Evolution Online
OasisSpace社が開発運営をしている世界初のVRMMORPG(ヴァーチャル・リアリティ・マッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン・ロール・プレイング・ゲーム)。
従来型のVRシステムを利用せずHMGを利用した初のゲーム。3DMMO全盛期に一世を風靡したUltimate Onlineの精神的後継作。
サーバーを世界でたった一つしかないが、高性能AIによる同時翻訳によって言葉の壁をなくし最大ログイン数一億人以上というギネスにも載るほどの快挙を果たす。また。対象年齢を成人以上と定め性表現にも積極的に取り入れている。
・Evolution Onlineの特徴
唯一つのサーバー
超高性能なAIによる多国語同時翻訳
寿命の設定
時代進行(結婚、世代交代)
性表現(性行為)
オリジナル流派の作成および進化・合成
魔法の進化・合成
世代交代による能力継承(伸び易いステやスキルの特化)
などなど
◆異世界ヴァーニス
地球のパラレルワールド(ただし、神の管轄は違う)
女神ヴァーニシアの管轄。
E/Oのデータがコピーされる前は、地殻変動が地球に比べて少なかった事や隕石の落下などがなく環境の変化に乏しかった。
その結果、微生物が進化する機会がなく、地球と同じ時が経過しているにも関わらず人類どころか恐竜さえ生まれなかった。
そこでヴァーニシアはアースラに泣き付き、地球の環境データと共に偶々画面を覗き見していたE/Oのデータを提供して貰い今回の異世界転移騒動が起きた。 ただし、ヴァーニシアはE/Oがゲームだとは知らない。
◆神
地球ではアースラ。 異世界ヴァーニスではヴァーニシア。
全能神より地球を任せられている神で主に人類および生物の進化・繁栄・管理を目的にしている。
惑星毎に神が存在している事から神の中でも一般的な部類に入る。
自分が管理する星に対してあらゆる方法で干渉できる能力を持っている。
アースラの場合は、戦争の火種になるものをバラ撒き人間同士の争いを観察し楽しんでいる。
ヴァーニシアの場合は、微生物の鑑賞(刺激を与えても無反応)
・アースとヴァーニスの関係は、パラレルワールドである。
アースでは人が栄えた一方ヴァーニスは微生物止まりだった。
◆ヴァーニスでの四神:いるというだけでほとんどの機能はヴァーニシアにより凍結されている。
・メシア⇒現存。十数kmの巨大な龍で常に厚い雲に覆われている為、肉眼で見る事が出来ない。役割はなくヴァーニスの超高高度を飛行中。
・ヴィーナス⇒消滅。 ヴァーニシアに入れ替わる。 ただし、異世界ヴァーニスに現界してからは行方不明。 また、法術の詠唱文もヴァーニシアに変更。
・ガディウス⇒現存。 アラボトにて元GM達と共に現存している。 ただし、役割はほとんどなく、E/Oから引き継いだシステムを管理しているだけに過ぎない。
・ガーディアン⇒現存。 ただし、今どのような姿をしているのかヴァーニシアすら知らない。
◆異世界転移
厳密には異世界転移ではない。
地球製のゲーム『「Evolution Online』のデータを丸々コピーして異世界ヴァーニスにペーストした。
その為、キャラクターを操作する現実の人格がコピーされなかった。
また、ヴァーニスという元がある為、E/Oの地形もコピーされていない。
地形が違う為、街およびダンジョン、また人(PC、NPC)と魔獣および動物(MOB)はランダムに飛ばされている。
街の外にあった街と定義されないオブジェクトなどもヴァーニスにペーストされていない為なくなっている。
・転移していないもの
プレイヤーのリアル人格
地形
街の外にあるオブジェクト(小屋、田畑、隠れ家、街道などなど)
・転移して変わった事(E/Oと比べて)
スキル関係
プレイヤーキャラに歴代キャラで得た知識がある(ただし、技術として習得している訳ではない)
ある筈のない記憶がある(E/Oではプレイヤーが操作できるのは15歳以降だが以前の記憶がある)
街の配置(地形が変わった為ランダムに飛ばされている。 また、うまく転移できなかった街もある)
・デスゲームとなったE/Oも存在している。
切り貼りではなくコピペなので
※何故、地球そのものでなくE/Oのデータがコピーされたかというとアースラにヴァーニシアが騙された為である。
◆二つ名(通り名)
簡単に言えば、特定の人物を現すあだ名みたいなもの。
取得条件が簡単なものから難しいものまで色々あり、設定したキャラに対する永続的なバフおよびデバフが掛けられる。
また、先天的なもの(前キャラから継承)や偶発的なものまであり、ユニークな二つ名は世界に一つしかない場合もある。
特にユニークな二つ名は、強力なバフ・デバフ効果がある。
ただし、異世界になった事でその設定を自分で選択する事が出来なくなってしまった。
ユニークでも大した効果のないものも存在する。
現在、ガディウスが管理し二つ名の命名権もあると思われる。
◆元プレイヤー
地球人としての記憶が失われている。
しかし、E/Oというゲームのプレイヤーだった記憶と歴代キャラで体験した事や知識も存在する。
深層心理に地球人だった頃の人格が残っており、現在の人格に影響を及ぼしている。
・アキラの場合、男性を恋愛対象として見る事が出来ない。 どんなに努力してもアキラと友人・親友関係以上になる事はない。
・アイリーンの場合、元々プレイヤーの頃からロールプレイをしていなかった為、お嬢様の言動と仕草をしている。 理由を覚えていないがイカロス=セバスチャンだと思っている。
・イカロスの場合、現実でも仮想でも彼女の執事として行動していた為、こちらでもアイリーンの執事という事になっている。
転移当時ログインしていなかったプレイヤーキャラは、転移してしない。(キャラの中身をコピー出来なかった為、途中でエラーが出た)
ただし、前キャラは転移している。
◆前プレイヤーキャラ
前時代のプレイヤーキャラ。
当時、プレイしていたプレイスタイルを踏破し、人格までも完全模倣されている。
元中の人の意志に反して自ら判断し行動している。
◆元ノンプレイヤー
異世界ヴァーニシアに順応はしている。
また、E/Oだった頃のシステムが若干残っているが基本的に元プレイヤーと変わらない。
◆Mob
動物、魔獣、魔物、エネミー。
E/Oから転移してきたモノがほとんどの為、名称も見た目も変わらない。
ただし、人、町同様にランダムで転送されている為、生態系が著しく損なわれている。
と言っても、海洋Mobは海洋に陸上は陸上、空中は空中とそこは変わらない。
転移してから滅んだMobが存在しているが、システムの制限がなくなった為、新たに進化・派生したMobが生まれている可能性がある。
◆街
必ず統治している者がいる。(酋長・村長・町長・市長・国王)
国と言う概念がなくなった為、上からの予算が下りて来なくなっている。
地形が変わり隣街との連携も取れない上に街の外にあるオブジェクトが消失している為、自給自足が著しく低下している。
Mob進入禁止のシステム制限が消失している為、Mobの出入りが自由になっている。
また、組織同士の繋がりも消失している為、情報の共有がない。
◆自宅
各街とプレイヤータウンは、そのまま転移している為、存在する。
しかし、街の外やプレイヤータウンとしての機能がなかった自宅は消失している。
◆移動手段
各町の配置が不明かつ生態系の変化の為、徒歩と騎乗動物以外の利用は不可能。
E/Oの頃は、乗合馬車や船舶・飛行船などもあった。
◆クエスト
職業によって言い方が変わり受ける場所も違う。 街同士の連携が出来ない為、請け負った街限定となった。または、利用不可能。
・ワーク:一般人専用クエスト
・バウンティ:傭兵専用クエスト
・オーダー:商人・職人のプレイヤー専用クエスト
・ミッション:騎士専用クエスト。 国という概念がなくなった為、元王都・元首都以外では消失。
・オラクル:アラボトの機能がほとんど凍結されている為、利用不可能。
・ブラック:犯罪者専用クエスト
・ストーリー:現実になった為、利用不可能。
◆時代進行
E/Ocβ-------------------------------------------------
【魔王の時代】Cβ・Oβの期間の事。魔王が世界を蹂躙していた時代。
E/Ooβ~正式------------------------------------------------
【傭兵の時代】若い世代が一攫千金を目指して傭兵となっていく時代。
【普遍の時代】火種は所々に潜んでいるが戦争のない平和な時代。
【動乱の時代】弱小国を含んだ世界規模の戦争時代。
【列強の時代】列強国およびその同盟国による第二の世界大戦。
ヴァーニス---------------------------------------------
【開拓の時代】異世界ヴァーニスという未知の世界の開拓。
◆結婚と子作り
結婚は十五歳以上なら誰とでも何人でも可能。
システム的制限はないが、何故かこの世界だと十五歳以上という事が定着している。
子供も必ず二人という事はなく、未知数。
◆血の記憶と才能の開花
基本的に二つのシステムは、ヴァーニスにも引き継がれている。
ただ、その比率などは一切分らない。
ユニークなスキルを獲得するとアラボトにいるガディウスがそれを判定し、二つ名などに影響させていると思われる。
◆成長
数値化されない為、どのくらい成長しているか本人の感覚でしか判定する事が出来ない。
ただし、傭兵ギルドや騎士団などの公的機関にて何故か確認する事が出来る。
現在、個人がそういったモノを持っているという事は確認されていない。
◆職業(開拓の時代限定)
・一般人
元プレイヤー以外の多くの人はここに分類される。
・傭兵
地形の変化による危険度の判定が出来ない為、パーティ行動を余儀なくされている。 また、第一目標が隣街の発見となっている。
・騎士
国がなくなった為、ほとんどの騎士が領主の私兵となっている。 また、街にMobが自由に出入り出来る為、主な仕事は街の防衛・警護となっている。
・商人
商品入荷の目処が立たないか品薄の為、商売がなりたっていない。
・職人
原料の納品がほとんどない為、開店休業中。
・賞金首
国という概念がなくなった為、犯罪はしやすくなった。
・GM
異世界転移でお役御免となった。
ガディウスの管理を担当している者以外は、義体になり元プレイヤーに混ざって開拓に加わっている。
◆役割
E/O以上に意味のないものになった。
強いて言うならば、魔法を使えば魔法使いで剣を使えば剣士、その程度。
◆アイテムのレア度(屑鉄から神話まで全てヴァーニスに転移したと思われる)
低
↑
屑鉄級(Junk):ゴミ・カス・失敗作、売るにしても断られるレベルのアイテム
量産級(Mass):基本級から製作工程を簡略したものや、鍛冶で言うなら鍛造から鋳造に変更した大量生産アイテム
基本級(Normal):あらゆるアイテムのベースとなるもの。ノーマル品とも呼ばれる
名品級(Rare):基本級と同じ材料・工程を踏みながらも出来栄えの良いアイテム。または、オリジナルの過程や素材や造形を取り入れかつ出来栄えの良いアイテム。
唯一級(Unique):ユニークとも言う。レアアイテムの代名詞とも言われ、多くのプレイヤーが出会うレアアイテムはこの階級。
叙事詩級(Epic):滅多にお目にかかれない超レアアイテム。廃人プレイしても手に入る確率は高くない。性能がインフレしだす。
伝説級(Legend):存在するかも疑問視されている超々レアアイテム。廃人プレイしても手に入らない至高のアイテム。性能が狂っている。
神話級(Myth):セレスティアが持つ武器は全てこの階級。 ただし、異世界転移によって解放状態で世界各地へ散らばった。 存在するだけで周囲へ影響が出る。
↓
高
◆お金の価値
低
↑
ブロンズ:最も価値の低い通貨。小銅貨(一円)と大銅貨(百円)がある。
シルバー:一般的に使われている通貨。1000ブロンズが1シルバー。 小銀貨(千円)と大銀貨(五千円)がある。
ゴールド:商人・職人・傭兵がよく使用する通貨。 小金貨(一万円)と大金貨(百万円)
クレジット:国かトップランク傭兵や賞金首の賞金などに使用される通貨。 一般的ではない。 紙幣(一億円) ほとんど現物では取引されない。
↓
高
食事処での日替わり定食=800ブロンズ、砥石=10シルバー、一番安い剣=80ゴールド、地上一階建て一戸建て=10000ゴールド
初心者傭兵の初賞金=20ゴールド、下級騎士の月給(衣食住支給)=10ゴールド
◆属性
種族属性・・・その種族特有の属性で変動する事はない。
人格属性・・・個人に対する属性。 性格などに影響している。例)火属性=熱血
種族属性および人格属性は、魔法関連に影響し武器攻撃などには影響しない。
武器・防具に付加されている属性が優先される。(加算・減算・重複などはしない)
種族属性と人格属性が重なった場合、効果が二倍となる。
種族属性と人格属性が相反する属性だった場合、中和される。
水⇒火⇒風⇒土⇒雷⇒水・・・相反する属性に対して二倍の効果がある。 無に対して等倍の効果があり、光と闇に対して効果がない。
無・・・全ての属性に対して等倍の効果がある。
光(聖)⇔闇(魔)・・・お互いに対して二倍の効果がある。 無に対して効果がなく、それ以外は等倍の効果がある。
◆精霊
取得条件は、エルフである事だけ。
人間界と精霊界を結ぶ石碑で契約を結ぶ事で精霊を召喚する事が出来る。
精霊には自我があり、プレイヤーと精霊の間に信頼関係を作り強化する事でより大きな力を貸してくれるようになる。
契約できる精霊の属性はプレイヤーの属性とは関係がなく、信頼関係さえ築く事が出来ればどんな精霊とも契約できる。
契約は精霊に名前を付ける事で完了する。
一つの精霊に一体しか存在しないという事はなく、人と同じで一種類に複数体の精霊が存在する。
また、複数の精霊使いで一体の精霊を使いまわしている訳ではない。
精霊は、属性・性格・性別により相性があり同時召喚を拒否する場合がある。
契約詠唱文『古の誓約に基づき”属性”の精霊”精霊名”と契約を結ばん。汝の名は”精霊の名前”。我が名は”自キャラの名前”』
召喚詠唱文『我は望む。我が親愛なる”属性”の精霊”精霊名”。我の呼びかけに応えよ。我の名は”自キャラの名前”。汝の名は”精霊の名前”』
異世界転移にてE/Oでは未実装だった精霊やNPC専用精霊やら色々追加されている。
◆創世暦
この世界の年号であるが、転移直後には存在しなかった。
八人の英雄による『八色同盟』と同時に制定された年号である。
創世暦が制定されるまでのは逆算して付けられた。
◆赤の王国『ローグライト王国』
『八色同盟』にて建国された八国の内の一国。
アキラ・ローグライトを国王とし多くのエルフ族(エルフ、ハイエルフ、ダークエルフ、ハーフエルフ)がこの国へ帰属した。
建国から千年経過した現在でも非戦を貫いており騎士団は最小限しか配置されていない。
しかし、唯一現存する傭兵の街があり、アキラの貢献もあってか赤の王国が戦争に巻き込まれると多くの傭兵が集結する。
非戦と言っても戦争をしない訳ではなく自衛戦争は勿論する。 過去に二度宣戦布告されているが撃退している。
建国から千年経った今も初代国王であるアキラが国王をしているが、ほとんど隠居状態で政治に関しては五大老と言われる五人が主に行っている。
王城は存在するが王都はなく、王城に一番近いヴェユスが王都の役割を持っている。
ただし、街の中心と王城の直線距離徒歩三日を要する。
◆インペリアルメイデン
別名、近衛侍女隊。
約三百人ほどで構成されており、毎年大体一名から二名ずつ増員されている。
主にエルフなど長命種族の者が多く所属しているが、中にはヒューマや獣人なども混ざっている。
三百人全員がアキラを崇拝・尊敬している為、士気は高い。
主な役割はアキラや要人のお世話と護衛。
拠点は王城。
侍女として一流であるが護衛としても一流で他国でいう近衛騎士の役割を持っている。
また、戦争にも参加しアキラと共に敵を一掃する。
元侍女、元傭兵、元他国の騎士、元他国の暗殺者と出身がバラバラである。
何故か見た目が麗しい乙女ばかりが所属している。(五大老内の男性陣が勝手に募集要項に若い女性を追加した為)
◆傭兵都市ヴェユス
現存する唯一の傭兵都市。
傭兵の聖地であり、傭兵の神様までいる為、現在進行形で街の規模が大きくなっている。
多くの大手・有名所の傭兵クランがここを本拠地としており多くのクランホームがこの街に存在している。
傭兵ギルドの本部もここに移転しており、各国にある傭兵ギルドの支部が本部に隣接される形で建てられてある。
街の規模は巨大の一言に付き、他国の王都にも劣らないというかそれよりも大きい。
ヴェユスの端から王城までだと二日ほどにまで短縮される。
王城までの街道が整備されており、馬車や騎獣を使用すれば一日未満で辿り着く事が出来る。
2016/02/20 一章設定追記