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ユキハナ  作者: 詩乃
3/4

始まり

なかなかうまく書けないものですね。

今回の話もよろしくお願いします。

朝食を食べ終え、私とかなでにいさんは肩を並べて学校へ向かう。たわいのない会話をぽつぽつと繰り広げながら歩く。

「それにしても、ゆきは朝弱いよなー、相変わらず」

「………仕方ないじゃない、朝起きるのだるいんだもの。」

「本当に寝かしといてやりたい気持ちはあるんだが、俺にはお前を学校に連れて行く義務があるからな」

にいさんはイタズラっぽく微笑みながら言う。

「……む………」

…あ、思わず声が漏れてしまった。

「はは、そうむくれんな。」

「…私、むくれてる…ように見える?」

「見えるよ。まあ、可愛いけどさ」

…笑顔でそんなことをいう。……なんだか頬が熱くなってくる。

「可愛くないわよ…」

そう呟いた瞬間、かなでにいさんが

ー私の頭を撫でる

「可愛いよ」

かなでにいさんがまた笑顔で言う。

私は言葉を失ってそのあとまともに会話ができなくなった。

そうこうしてるうちに学校に着いてしまった。

「じゃ、1日頑張ろうな、ゆき」

「……」

返事をする気力が湧かない。

ーああ、面倒くさい、始まるのか…

ー始まってしまうのか

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