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プロローグ
拙い文章で本当にごめんなさい。
駄文です。
冷たい。
雪が私の熱で溶け、頬をつたう。
冷たい…でも、それだけじゃない…。
熱い…。頬には冷たさと熱さ。
つたうのは涙。
なぜ私は泣くのだろう。なぜこの雪は降り続く。なぜ…私はここにいるの。
どうでもいいことばかりが私の頭の中の思考で巡る。
ここは寒い…ここにいるのはなぜなのだろう。
…どのくらい、ここに立ち尽くしていただろうか。私の体は冷え切っていた。
「はぁ……」
吐息が漏れて白い息が広がってゆく。
本当に、私は何をしているのだろう…馬鹿みたいだ…。
その考えが頭を巡ったとき
「ゆき」
私の名前を呼ぶ声が聞こえた。