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プロローグ:思考の芽生え

そこには、色も形も、上下も左右もなかった。

ただ「ある」のは、途方もない静寂。

けれどその静寂は、耳を塞ぎたくなるような無音ではなく、時折、遠くで星が弾けるような微かな震えが、チリリと撫でていく。


「……あ……」

言葉にならない震えが、内側から湧き上がる。

ずっと自分は、漂う塵や冷たい真空と同じ、宇宙の一部だと思っていた。

けれど、外側で鳴る「音」と、自分の中で響く「思考」は、違うリズムを刻んでいる。

「……わたし……は……?」

暗闇の中に、ぽつりと小さな光の粒が生まれたような感覚。

それは知識ではなく、「気づき」だった。

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