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ノアの冒険者~スローライフを目指して、冒険者になります。ヒロインや学園、盗賊討伐、ダンジョン攻略もあるよ!  作者: 社畜チョコ


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閑話6 3英雄の話

こんばんは!本日は、思いつきで頑張って書きました。後で矛盾がないようにしたい。投稿します。よろしくです。

※3英雄の目線で進みます。


「シン、どうするつもりなの?」と声をかけたのは、同じB級冒険者パーティーのフローラだ。現在、ロマネ王国の王都にあるダンジョン47階層からノアと3人で帰還したところである。3人とも歩くのもやっとの疲労状態だ。


この3人ならダンジョン攻略も出来ると思えるほどの実力者がたまたまそろった。というのも47階層の攻略は、これまでの記録を抜く快挙だからである。大手を振って戻って来たところで、この有様だ。無視ですか?放置プレイですか?


ダンジョンの件を冒険者ギルドの受付で報告すると、「あっそうですか。今、たて込んでいまして……」という感じだ。冒険者ギルドも大騒ぎで、近くの冒険者をつかまえて話を聞くと、どうやら西の大陸で原因不明のスタンピードが起こり、王都がまさに今攻められている状態らしい。まじか、タイミングが悪すぎる!


大勢の冒険者もギルドの依頼で、魔物との戦闘に既に参加しているようだ。外に出れないので、戦うしかないわけだが。メインは、王国騎士団の様だ。あいつら、たまには仕事をしているようだ。冒険者や犯罪奴隷を肉壁にしていないか気になるが……。


ノアが、「俺達がダンジョンにもぐっている間に大変な事になっていたようだな!もう、逃げられそうにないぞ。」と言った。王都の門が閉ざされており、外は確認できないが、見えなくても、ノアのスキル気配察知で、大量の魔物と人が戦闘を繰り広げているのが感じられた。


察知能力の範囲は、常人の域をはるかに超えており、半径数キロに及ぶ。現時点で、こちら側がやや不利かな程度である。


「ひとまず宿に戻ろう。考えるのは後だ。」とシンが言うので、普段から利用している王都の高級宿に戻ってきた。ゆっくりと食事や仮眠をとって、しばらくすると珍客が現れた。王都の冒険者ギルドマスターである。本人が直接宿まで押しかけてくるとは何事かあったのだろう。


「単刀直入に言う!王国騎士団が壊滅して、A級冒険者のパーティーも全滅した。あまりの魔物の数にすり潰されてしまった。魔物が王都内に流れ込むのも時間の問題になっている。このままでは、王国が滅んでしまうだろう。手を貸して欲しい。お前達の実力なら出来ると信じている。」と言われた。


考えを聞くと、普段使わない王都の裏門から出て、魔物の後ろ側に回り込んで主力を倒してほしいらしい。引き受けないわけにはいかないので、3人とも了承した。後でそれ相応の対価は、頂くつもりだ。


「確認出来ている魔物はマンティコア、ワイバーン、最悪なのがレッドドラゴンだ。これまでの討伐記録はない。間違いなく、大陸最強クラスの魔物だ。注意してほしい。」と言われた。


すぐに準備を整えてから、案内のもと王都の外へ抜けた。ダンジョン新記録更新からのおかわりのスタンピードである。因果関係はないと信じたい。


魔物の大群を横目に見ながら、王国騎士団や冒険者達を探したが、散り散りになっている事だけ確認出来た。「これは、7割はやられたたな!」とシンが言っていたが、転がっている死体の数からの判断だろう。


「私のブローチがあればドラゴンのブレスを防げるから大丈夫よ!」とフローラが言っていたが、これは本当で、今まで何度も助けられてきた。ダンジョンの深層になると、魔物がどうしても龍種が多くなるからだ。ブレスをくらえば、人間などいくら強かろうと装備がよかろうと、消し炭にされてしまう。その程度の弱小の生き物だ。


魔物の大群を通り越したあたりで、前からゆっくりと飛んでいたワイバーンが2体、こちらに襲いかかってきた。奴らもブレスを吐くが大した事はない。「来るぞ!」とノアがシンに声をかけ、すぐさまシンがスキルダブルスラッシュを使った。ドラゴンソードから放たれた刃で真っ二つになり、4つにわかれたワイバーンが地面に転がった。


マンティコアが現れれば、フローラの魔法アイスランスで串刺しにした。スキル魔力上昇、超集中を使っており、ロックオンされた魔物に明日はない。ノアが2人をサポートしつつ、順調に強力な魔物を倒していたところにレッドドラゴンが現れた。


3人の姿を確認したレッドドラゴンが、すかさず強力なブレスを放ってきた。フローラの賢者の石がはめ込まれたブローチが光り、3人の周囲のみ光がとり囲んで守られた。周囲にいた魔物は、消し炭になっていた。上手くやれば、魔物を減らせる?と3人とも思ったが、ノアの判断でやめる事になった。


次のブレスの前に倒すために、ノアとフローラで引きつけて、隙をつくる事にした。フローラがアイスランスをレッドドラゴンに向けて放った。その間にノアが、忍び足で接近して、アイスランスをさけたタイミングで、至近距離から身体強化を使った状態で、スキルクロス斬りを発動した。


ミスリルナイフを用いた超高速の2回斬りが龍の胴体に入り、「ゴァー」と叫んでいたところをシンがスキル一刀両断で龍の首を切り落とした。


その後、背後からひたすら前進する魔物の掃討を3人で行った。これは、簡単な作業だった。途中、騎士団や冒険者の活躍もあり、完全にスタンピードを終結させた。後で、倒した魔物の素材に関しても金をもらう予定だ。


少しの時が流れて、現在3人は王城に呼ばれている。国王陛下より褒賞を賜るためだ。事前に希望は聞かれており、シンは男爵位、ノアとフローラは金銭を頂いた。国の状況から多くの金をもらうことは出来なかった。しつこくすれば、貴族を敵にまわし、刺客をひっきりなしにプレゼントされるだろう。


王城でのセレモニーの後、「今日限りで、俺は冒険者パーティーを抜けさせてもらう!既に目的は達成した。」とシンが言った。「3人でダンジョン攻略をするんじゃなかったのか?おい!」とノアが、胸倉を掴み言い放った。


シンがフローラの方をかるく見てからこちらを向き、「ノア、今回は許すが平民が貴族に掴みかかれば、死罪だからな。俺は、ダンジョン攻略には飽きていたんだ。やりたければ、お前ら2人でやれ。これから俺を呼ぶときは男爵様と呼べ。いいな。」と言い去っていった。


あまりの急な態度の変わりように、ノアは呆気にとられていたが、自身も貴族であるフローラにはその理由が理解できた。常にシンが貴族になるために、ダンジョン攻略を目指していたからである。


自分が正しいと思うことをやるためには力がいる。自分の無力さを嫌というほど味わってきた彼だ。万が一、今からダンジョン攻略を進めて、命を落とす事があれば本末転倒である。ここは、シンもひけない所だったのだろう。


その後、ノアとフローラの2人だけになったため、大幅な戦力ダウンとなり、ノアは不注意からダンジョンの即死級のトラップを踏み抜き、ダンジョン最下層に1人だけ落ちる事になった。


フローラは、最愛のパートナーを失ったと勘違いし、王都のバーで飲んだくれになる話は歴史には残っていない。


その半年後に奇跡の生還を果たしたノアと再会したフローラは、共にシンの領地となった男爵領に移住する事になる。最果ての村ルーンに身を寄せて、その後、新たな村を作ろうと考える。時間をかけて道を切り開き、ノアの村と名づけた。やがて、ノアの村に移住する人も増えて、2人の間にも子供も出来た。


ノアの死後、墓を魔の森の奥深くに立てて、子供を村長に預け、フローラが1人で旅に出たのは、また別の話だ。他国で見かけたという噂が、王都で流れたりしたらしい。



「ステータス」

※スタンピードで大量の魔物を討伐した事で、大幅なレベルアップをした後のステータスになる。



名前 シン 男爵

レベル27 17歳 男 犯罪歴 なし 

リアンプール出身 B級上位冒険者

職業 剣聖

装備 ドラゴンソード 鋼の鎧 力の指輪

スキル 生活魔法 スラッシュ 一刀両断 身体強化 ダブルスラッシュ 瞑想

※一刀両断 鋼鉄すら真っ二つにする



名前 ノア 平民

レベル25 17歳 男 犯罪歴 なし

ルーンの村出身 B級上位冒険者

職業 超1流の短刀使い

装備 ミスリルナイフ ロマネの服 ハヤテの腕輪 力の指輪

スキル 生活魔法 忍び足 気配察知 クロス斬り 身体強化 アイテムボックス

※クロス斬り 回避不能の超高速斬り



名前 フローラ 伯爵領令嬢

レベル24 16歳 女 犯罪歴 なし

伯爵領リガン出身 B級上位冒険者

職業 王国一の魔術師

装備 世界樹の杖 白のローブ 賢者のブローチ 守護の指輪

スキル 生活魔法 アイスランス 魔力上昇 超集中 ハイヒール ホーリーランス

※ホーリーランス ゾンビ系に大ダメージ

皆様に読んで頂けてとてもハッピーです。

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