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2.ルイ・パスツール!で二度漬け

ロベルト・コッホと、ルイ・パスツールは、どっちがどっちか分からなくなって困ります。


さて、パスツールは、酒石酸ナトリウムアンモニウムの結晶には非対称な2種類の形・・・鏡像異性体があることを発見したことで知られます。


「同じ化学構造でも、鏡うつしは、違う物質」ということを発見したもので、有名なところだと、サリドマイドなんかがそうですね。


さて、「鏡の国のミルクは美味しくないかもね。」といったのは、アリスです。


ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」の続編「鏡の国のアリス」で、ネコにこう話しかけるのですが、これが、「アミノ酸のL体とD体といった鏡像異性体」を表現しているのではないか?と言われています。


味の素でも、L体は、うまみ成分ですが、D体は、にがみ成分なので、「鏡の国のミルクは美味しくないかもね。」は、正しいのかもしれません。


そんなミルク、飲んだことありませんけど・・・


さて、パスツールが、鏡像異性体を発見したのが、1849年。


ルイス・キャロルによって「鏡の国のアリス」 が書かれたのが 1871年。


ファント・ホッフらによって不斉炭素が発表されたのが 1874年。


ルイス・キャロルが、鏡像異性体を理解していたかどうかは、定かではありませんが、かれは、鏡の国に行ったことがあって、D体のアミノ酸ミルクをゴクゴク飲んだことがあると考えた方が、ロマンがあっていいです。


そんな鏡像異性体を発見したパスツールですが、「近代細菌学の開祖」とも呼ばれ、例えば、ワクチンの予防接種を開発し、狂犬病ワクチン、コレラワクチンなどを発明しています。(むしろ、こっちのほうが有名です)


コロナ禍を経験した今、私たちは、彼に足を向けて寝ることはできません。


 ぐぅ Zzzz .。o○


そして、これ以上に有名なのが、いわゆる「白鳥の首フラスコ」です。


まず、フラスコ内に「透明な肉汁」を入れる。


フラスコの入り口、首の部分を白鳥の首のように下を向くように折り曲げて、外から落下してくる細菌などが、入らないようにする。


そうして、肉汁を煮沸して、殺菌する。


フラスコの入り口が曲がっているため、空気のみが出入りします。


肉汁の栄養から、神の御業により微生物が産まれるのであれば、「透明な肉汁」は、濁るわけですが、当然、神の御業は起こりませんから、肉汁スープは、透明のまま。


これで、肉汁の中に、微生物がいなければ、腐敗しないことを証明完了!


神の御業はともかく、微生物が何もない所から自然発生しないことを確認できたことは、食品衛生を考える上で、大きな分水嶺となる実験となりました。


そして、特筆すべきは、もう一つ。


彼は、「パスチャライゼーション」を開発しています。


これも、「ソース漬け」に大きくかかわる分水嶺となるものでした。

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