1.串カツ屋さん!で二度漬け
皆さま、すでにご存知かと思いますが、二度漬け禁止は、串カツ店なんかで見られるルールでございます。
文字通り、串カツをソース容器に突っ込んで、1回つけて食べている途中、足りないからといって、2回目をつけてはいけません。
店の看板、張り紙、ソース容器などに注意書きがいっぱい書かれているのをご覧になったことがある方も多いでしょう。
主に衛生上の観点から禁止されております。
口をつけた食べ物を二度漬けすることで、共用ソースに唾液が混入することが、その大きな理由です。
成人の場合、300種類以上の細菌が、口腔内に存在します。
歯を磨く人で、1000~2000億。
あまり歯を磨かない人では、4000~6000億。
ほとんど磨かない人では、1兆ほどの細菌が、生息している・・・
こわっ!
恐ろしい事態です。
そうして、二度漬けをする人は、歯を磨かないことが多い・・・というのもまた真理でございます。(知らんけど)
唾液の自浄作用によって、菌は死んだり洗い流されますが、さすがに1兆は、殺せません。
さらに、加齢により唾液の分泌量が減ることで、細菌は、口腔内に定着しやすくなります。
そうして、二度漬けをする人は、ご年齢が上の方が多い・・・というのもまた真理でございます。(知らんけど)
なお、ちょっとしたテクニックとしては、無料のキャベツでソースをすくって、そこから串カツにソースを乗せるというものがございますが、怒られる場合もあるみたいなので、そのお店がOKか周りを見て判断するといいかもしれません。
この、2度漬け禁止の歴史的な分水嶺は、どこか?という話ですが、
「そんなん、誰かが2回つけよって注意された時からやろっ」
って言われたので、そこが分水嶺になったということで・・・
なお、コロナ前後から個別ソースが多くなったのでコロナ禍も、串カツ文化の1つの分水嶺といえるのかもしれません。