迷走してました~。
連れてこられたのは、猛者みたいな魔物がうようよいる洞窟内の祭壇。そこで放置です。
私はおいしく食されるのだろうか?
「桃~」
バグですか? 夢の声が聞こえる。
「__いる~?」
「夢。どうしたの?」
「いや、そっちこそ何してるん?」
「色々ありまして。てか警備ざるだな。それより早く勇者と合流しないと」
「もうこれ以上はいろいろダメやと思う。帰ろう?」
確かに散々な出来だ。
「う、うん」
首になったりするのかな。
首飾りに付いている宝石に触れるて現実に帰還。
「お帰り。」
橘さんがお出迎え。
「ちょっと迷走気味だったけど、面白くなりそうだったわ。」
___やっぱ迷走してよね・・・。他人から聞くと凹むな。
「疲れたでしょう? 今日はもう解散ってことで。あ、凛ちゃんに挨拶してく?」
一応お世話になったんだから挨拶しないと。
扉を開けると、黒髪ロングののスレンダーさんがそこにはいた。
「こんばんは~」
「あぁ、こんばんは。改めまして私は秋空 凛、二人と同い年よ。よろしく。」
「違う高校の人なのか~」
「ええ。でも仲良くしましょう。」
「BLの件で私怒ってま~す。ジェンダーの人に喧嘩を売りたくはないけれど、私は違うんです。女ですよ! いっぱい笑ってましたよね? 謝罪を要求しま~す。」 o(≧口≦)o
「ごめんごめん、謝るから。お詫びに何か奢らせて。」
この後、仲良く高校生三人でラーメンを食べに行ったそうな。