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一つの世界  作者: ライジール
第壱章 狂った博士
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第七「反逆」

ルターが死んでから数日間が過ぎました

しかし、『少女』の能力の力のカケラすら見つかりませんでした


モルモト博士「なぜだ?

なぜ、能力のカケラすら残っていない?

おい!終」とバラを呼びました


バラ「はい、なんでしょうか」


モルモト博士「この子の能力のカケラが見つからない!

お前は、何処かに隠したか?

答えなさい!」

モルモト博士は、バラを疑いました

バラは、「知りません、そもそも能力のカケラとはなんですか?」と、質問しました

モルモト博士は、能力のカケラを教えたりはしてないので「そう・・・」と答え能力のカケラを説明をすることにしました


モルモト博士「能力のカケラとは、能力者が持つ能力の一部分の事・・・

それを使うことでその人が使ってた能力を少しの間だけ使う事ができるようになる」


バラは、なぜ博士は能力者の死体を欲しがっていたのかが分かりました

バラは、博士にある質問をしました

バラ「能力のカケラをどのように使うのですか?」

モルモト博士は、ニヤリと笑いこう言いました

モルモト博士「自分の力に『継ぐ』のさ」

そう、モルモト博士は、何百ものの能力を取り込んでいました

しかし、ジールライ狂い始めてが殺した『増える』能力者からその先の能力者は、取り込めませんでした

なぜなら、能力自体完全破壊されていたのです

バラは、恐怖を感じました

モルモト博士を止めなければならないとそう思いました・・・・彼らの為に

バラは、ジールライと相談しました

ジールライ「そんな物があったんだな・・・・

能力のカケラ・・・・

俺は、幻級の奴らを殺してたが・・・・何百人も殺してないぞ?」

そう、ジールライは、数十人程度しか殺していませんでした

それに、『狂う』能力のせいで20人ぐらいしか能力は、取れなかったはずでした

ジールライは「他に俺たちみたいなのがいるのか?」


バラは「いないと思う・・・・だって、私はずっと基地の中で博士と一緒にいたもの・・・・

私とお兄ちゃんそれに博士の3人しかいないよ?」


ジールライ「それもそうだよな・・・・何で、他の能力がたくさん持っているんだ?

『増える』能力は、俺が壊しちまったしな・・・・」

二人は、考えましたが答えは出ませんでした

博士に話を聞いてみましたが博士は「?そういえばなぜだ?」と疑問を持ちましたが「まぁ、そんな事は、どうでも良い」と、答えました

ジールライは、考えるのを止めました

博士を止めることを考えました


ジールライ「先手必勝・・・・それしか無いな・・・・」

殺すことが最善策とジールライは、考えました

バラは、「別に殺さなくても良いんじゃないかな?」

バラは、殺すことを否定します

ジールライ「あの博士を、止めるためには殺すしかない!お前も分かっているだろ?」

バラ「それでもね、話し合おうよ・・・・平和的に・・・・ね?」

ジールライ「話し合いで博士が止まるわけ無いだろ!」

ジールライとバラは、始めて口喧嘩をしました

バラは、「お兄ちゃんは、ルターちゃんの約束を忘れたの!」

ジールライは、「忘れるはずが無いだろう」といい唇を噛み説得を試みることにしました


ジールライ「モルモト博士・・・・研究は、もうやめにしては?」

とジールライは、モルモト博士に言いましたが

モルモト博士「なぜ?

なぜ辞めなければならない?

教えてくれ、何で楽しい研究を止めなければならないんだ」

と疑問を持つモルモト博士にジールライは

ジールライ「犠牲にした能力者達は、確かに悪人もいたが、そのほとんどが皆良いやつだらけだった

本当に彼らは、化け物だったのか?」

モルモト博士「あぁ・・・・・・正真正銘化け物だよ

だから、きみたちを作って研究をし、強くさせた

分からないか?能力者達のせいで理不尽な差別をされる様になってしまった

だから、君達を作った」

ジールライ「本当の化け物は、俺達だ!」

モルモト博士「なぜ?

なぜあなたは、そこまでして能力者を庇うの?

答えなさい狂作!」怒り狂った顔をするモルモト博士をジールライは、もう手遅れとしか思えませんでした

ジールライは「そう貴方は、何も分からないのですね?もう、貴方を殺すしか無いのですね」と言って、博士を攻撃しました

モルモト博士は「グハッ」と吐血を吐きました

しかし、モルモト博士の体はすぐさま再生されていきました

ジールライ「今日は最悪な日だ・・・・大切な人を失い・・・・その約束を破ってしまう事・・・・だが・・・こんな日は、俺と一緒に狂った時間を過ごせばいいか・・・・」

モルモト博士を銃などで攻撃しながらその台詞を言いました

モルモト博士は、ありえない速さでジールライを攻撃し、追加で強い衝撃波を放ちました

モルモト博士「どう?私の能力は・・・・

『超再生』『加速』『波動を放つ』の能力は一つだと大したことないけど、たくさん合わされば幻級の能力になる!

その能力を受け取れるこれが私の能力『継ぐ』よ

ご理解いただけたなか?

世界級の能力と言っても中身は、脆いものよ

世界級の一つの能力者の貴方と能力を複数持った私

どっちが強んだろうね・・・・」

ジールライ目を閉じました

ジールライは心の中で(狂え、くるえ、クルエ)と唱え、能力が発動する

ジールライ「アハ・・・アハハハハハハハハハハハハハハハ

お前の方が、化け物だよ

さっさと消えろよ化け物!」

モルモト博士に飛びかかる

モルモト博士「やって見なさいよ化け物」

モルモト博士の『加速』でジールライを蹴り上げる

しかし、蹴った足からは激しい苦痛が走った

足が思うように動かなくなっていた

モルモト博士「っ・・・・!直接触るのは危険ね」

モルモト博士(No.000の能力は何だ?攻撃は一応効いている・・・・けど、自分もやられる可能性が高い・・・・何か弱点は)

ジールライ「どうした?博士はこの程度かよ!」

モルモト博士『加速』で、避け『念力』で攻撃をする

ジールライは受けましたが、止まることは無かった

モルモト博士は、ありとあらゆる能力を使って攻撃をしましたが、全て効きませんでした

すると、様子を見に来たバラは驚いて声を出す事ができませんでした

モルモト博士は、バラを見て笑いました

バラを人質にし「能力を停止しろ」と言いました

ジールライは、大人しく能力を解除しました

モルモト博士は、「そのまま動くなよ」と言い後ろにある鉄の槍をジールライの胸に刺しました


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