表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
一つの世界  作者: ライジール
第壱章 狂った博士
6/98

第五の半「無力な終」

失敗作の終は、モルモト博士に殺されそうになって狂作とゼロに助けられました

終は、二人のことを兄と見ました

ゼロの事は、ゼロ兄と呼び、狂作をお兄ちゃんと呼びました

彼らは、終を大切にしていました

ゼロは、生物級の能力者を相手していました

しかし狂作は、幻級の能力者を相手をいつもしていました

ゼロは身体能力だけでしたが、狂作は、身体能力だけではなく耐性や生命力が生物級でした

なので、ゼロより、最も危険な任務を行かせました

終は、いつものようにボロボロで帰ってくる狂作をみて、「やっぱり自分は無力」と、感じてしまい少し辛くなります

終は、何か二人を支えることはできないか?と考えました

博士に何か無いかと、相談しました

モルモト博士は「ふむ・・・・」と言ったあと

「これなんかどうだい?」と料理のレシピ本を渡しました

終は、何度も何度も失敗を繰り返しました

そして、繰り返すたびにどんどんと上手くなって行きました

ゼロと狂作が帰ってきたときに目の前に料理が出されていました

終は「お帰り」と迎えました

二人の為に作った料理を食べさせました

二人は「うまい!」の一言を言って、黙々と食べてました

終は、嬉しそうにしながら自分の作った料理を食べました

料理以外にも何かできることは無いかモルモト博士に頼んで外に出ました

とある新聞には、行方不明となった人達が乗っていました

終は、可哀想にと思いましたが何も出来ない自分・・・

だから、兄達に迷惑がかからないように気おつけていき店に入りました

店は雑誌が沢山ありました

家事の雑誌に目を付け学ぼうとしました

ついでに、材料を買いに行きました

布類、食べ物、家具を買いました

力は、多少はあったので沢山買い物が出来ました

道端におばあちゃんが倒れていました

終は「大丈夫」と声をかけおばあちゃんを安全なところに担ぎました

おばあちゃんは「ありがとうよ」と優しい声で言いました

おばあちゃんは、膝を痛めて倒れていたみたいでした

他にも、困っている人がいたらすぐさま助けました

沢山家事仕事をしました、洗濯、料理、掃除、裁縫など様々なことをやりました

兄達の少しでも支えになるようにと・・・・ 

ある日、狂作が帰ってきた時に所々体がおかしい動きをしてました

心配になった終は、「大丈夫?」と、声をかけ触れると激しい痛みと共に苦しみが来ました

ゼロは終を診ました

すると、バグのような物かついてました

それは、しばらくすると収まっていきました

狂作はもう、終が知っているお兄ちゃんでは無いと気づきます

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ