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狭間の世界  作者: 大佐
3/3

狭間の3

主人公登場!

ここ狭間の世界は全世界、全ての生物が集まるとこだ。

数多の世界から川が流れ込み大河となっている。

ある世界では三途の川とか言われたりする。

俺の名前はタイシュといってこの狭間の世界で漁師をしている。何を釣るかって?転生前の魂を釣り上げんだよ!

大物釣ってうまく売れば一気に収入もあがる!

ここは澄んだ水で流れが緩やかだが荒れ狂うポイントもありそこでは巨大な魂もでる。

こないだの狭間新聞では魔王の魂が釣り上げられてかなり盛り上がったものだ。かなりの値段がついて家が建つくらいだと聞いた。


魔王魂などは俺の腕前ではまだ不可能だがここから成り上がって狭間で一番の漁師になるのが目標だ。


漁師になったものの今までの仕掛けでは大きな釣果はさほどあがらないため、最近虎の子の貯金を使い、新しい仕掛けを購入したらさっそくきやがった!


中々の重さだ!絶対釣り上げて仕掛け代は賄いたい!


「重たいが引きが弱い…これは外れか?」


魂は色々あり、釣り上げるまではほんとにわからない。中には重たいだけのオークの魂など多く生まれ、多く死ぬ種はかなり買い叩かれる。

仕掛けも安くはなかったしなんとかと祈りながらギリギリとリールを巻き上げ、タモを用意。

大きな抵抗もなく俺の手元に手繰り寄せる。


「よっしゃ!なんとか釣れたが…これは人間の魂か。人間の魂は多いからなぁ。これは外れか。」


釣り上げた貴族男の魂は銀色の光を放っていた。


「んー、銀色か。確か銀色の光で人種はっと」

先人の知恵が詰まった狭間漁師のバイブル

釣り仙人全集によると

・若い魂であること。(年老いた魂は鈍い鉄色をする)

・教養のある人物であった可能性。


特色とするとこんなもんだ。

仕掛けが50000ギリーだったから良くて半分還ってきたらいいもんか。


変に重かった分期待したが相場が安い人種であることを残念に思いながらびちびちと跳ねる魂を収納箱にいれ、市場にいくことにした。


主人公は漁師。

市場で売却にいきます!

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