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狭間の世界  作者: 大佐
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狭間の2

貴族の男はどうなる??

あれからどうなったのか…

さすがに大怪我に加えてあの剣の振り下ろしを振り返ると死んだと思うが。

しかし、この状況はなんだ?

澄んだ水の中を流されている。

周りを見る事はできるが同じ風景ばかりだ。

ここはどこだ?俺はどこにいっている?

手足は動かないし、左右しか見えない。

しかし俺は流されていく。

もしかして死後の世界はこのようなものなのか。



あれからどれくらい流されたのだろうか?

流れも当初よりは緩やかになった。

慣れたせいか意識すれば右に行きたいと思えば行けるようになった。相変わらず手足は動かないが。


どこか休めたりできないものか。

疲れは感じないがさすがに落ち着きたい。

   

辺りを見渡すも何も変化はない…ん?ない?いやいやあれは。光?

光が見える…出口か!?

なんにせよあの光に賭けてみよう!

俺の身体よ!右に!大きく右に動け!


近づけばどんどんと光が大きくなり、吸い込まれていく感覚がする!なんとかなるだろう。

一度死んだのだから怖いものはないだろう!

そして…完全に光に飲み込まれたその瞬間!








   







「っしゃあー!食った!絶対釣り上げてやる!

いい重さしてやがるぜ!」

狭間のある漁師の声がした。


釣られた

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