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狭間の世界  作者: 大佐
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狭間の1

初投稿です。見にくい読みにくいがあればどんどん指摘してください!

ただし、強めのダメ出しなどはやめてください。わかりやすく、優しさに包まれた表現でお願いします!

 俺はトラファル王国の貴族社会に生まれ、運よく貴族に生まれた。

しかし、生まれた時は既に安定した貴族社会は終わりを迎えていた。

 俺の親父やお袋はそれはそれは豪華な生活をしており、話を聞かされる度に生まれる時代を間違えたと思えた。

貴族はいい生活をするともっともっとと欲望がでてしまい、過剰な徴税が始まった。

 我慢しきれなくなった庶民がレジスタンスを組織し、俺が生まれる少し前にある地方で反乱が起きた。

 すぐに鎮圧されると見られていた革命は各地方に延焼し、王国内を分断する内乱状態になってしまった。

そこから一進一退の攻防が続き、貴族も戦に駆り出される時代になっていた。

 俺も例に漏れず出兵する歳になるまで内乱は続いていた。


 運よく数度の出兵を生き残ってきたがさすがに今回はまずい。

ともに出兵した貴族仲間の大半は討ち死にしてしまい、俺は全速力で敵から逃げていた。生きていれば再起があると思っていたが今回は貴族側の大敗みたいだ。

どこにも逃げ道はないし、貴族側兵士は捕虜にはならない。

今まで一人も帰ってきていないとこを考えると間違いなく殺されている。

 

 しかし、脱出するのが遅すぎた…何度か敵と遭遇してしまい、生きてはいるがほぼ虫の息だ。腹を刺されて血が止まらない。

身体が言うことを聞かない… 


レジスタンスの足音が聞こえる。逃げなければ…

目蓋が重い…どうやらここまでか…


もし、もし生まれ変わりがあるのなら平和な時代に生まれたい。

神がいるならば叶えてくれるだろう。


そんなことを思いながら最後に見た光景はレジスタンスが剣を振り下ろすとこだった。

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