ここは、どこなの?
「今日は、疲れたー。」
歩きながら、思わず呟く唯花。
唯花は少しだけど、霊感があり、弱い霊なら、見える。
今日も、何人?かの霊がよってきて逃げ回っていた。
「フ~」と息を吐くと、足に何かガシッと掴まれたような感覚になる。おそるおそる見ると黒い手が唯花の足首を掴んでいた。
そして一気に引きずり込む。
「え、なんで?!
って言うか、誰か助けて!!!」
その途端暗闇に包まれて眠くなる。
目が覚めるとそこは、美しい花が咲いていた草原だった。
そして、その美しい花に負けないくらいの美少年と美少女がいた
『あら、私達のことが見えてるのかしら。
こっちをみてるわよ。』
『まさか。
今は姿隠しの魔法をつかっているのだ。
見えるわけ無かろう。』
「えっと、ここは、日本じゃないですよね?」
と聞くと彼らは驚いた表情になり
『ほら、やっぱり見えているわ!』
「あのー?」
『あ、すまない。
確かにここは、日本じゃない。
ここは、アスールだ。
お前は異世界から来たのか?』
「多分だと思います」
『フム』と言うと、緑の髪の美少女が
『お主、名前は?』
「有里唯花です。」
『ユイカか。
ユイカよ、妾は、風の精霊王だ。
妾は、お前の契約精霊になろう。』
「へ?」
『ずるいわ、あたし達だってなりたいわ。
それに、この子のオーラは、落ち着くのよね』
「契約ってどーするんですか」
『それは、お主の物を妾達に一つずつ渡すのだ。
そして、名前を与える。
そうすれば、契約は成される。』
「物か。」
んー、と、考える唯花はちょうど持っていたブレスレットを渡す
「それでいいですか?」
『ウム、構わないぞ』
「では、名前ですね。
私の予想では火、水、雷、風、地、空間、光、闇だと思うんですけど、どうでしょうか?」
『あっているぞ』
「では、火はファイアリィー。
水は、ウインディーネ。
雷は、サンダース。
地は、グノーム。
風は、シルフィード。
空間は、ルアームド。
光は、シャイニング
闇は、シャドウ。」
『契約完了。
これからよろしくな。』
唯花は、これから、平和があればいいなと思っていたが現実は酷く残酷だった。




