表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツイングリッター  作者: シャオえる


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

58/69

仕方ない思い

 シャロもおやつを食べ終え、シャーロットの部屋で一息つく。ベッドでスヤスヤと眠るリリーの体を擦りながらシャロが部屋に残っていた魔術書を読む。シャーロットもベッドに座り、本を読むシャロの横顔を見てはぁ。とため息をついた

「間違っているっていう本を読むってどういう気持ちなの?」

 ゴロンとベッドに横になりながら、シャロに問いかける。ちょっと近づいたシャーロットを見るようにちらりと少し振り向いて、本のページをめくった

「まあ、仕方ないよねって感じ」

「仕方がないなの?」

「そう。魔術をちゃんと書くなんて面倒だし、人によって魔術なんて違うし。間違うよ」

「そうなんだ……。違うとか分かんなかったわ」

「元々分からないんだから、仕方ないよ」

 シャロの言葉に少しムッとしたシャーロットが頬を膨らませると、枕を抱きしめて横目でシャロが持つ本を見る

「それにしても……」

 読んでいる魔術書をパラパラとページを適当にめくりパタンと魔術書を閉じて、呆れたようにため息をつく

「よくこんなにも間違った魔術が書いてある本ばかり集めたね。これじゃあ魔術を使えないなんて仕方ないよ」

 シャロが呟くように言うと、読んでた魔術書が燃えはじめ、燃えた魔術書がヒラヒラとベッドの上に落ちていく。シャーロットが灰を床に落とすように叩いていると、騒ぎに気づいて目が覚めたリリーが少しふらつきながら布団を歩いてシャロの太ももに乗り、羽根を広げて背伸びをした

「シャロ、お腹空いたね」

「さっき一番食べたのに、また食べるの?」

 リリーの言葉にシャーロットが呆れていると、シャロがフフッと笑って、左手の人差し指にリリーを乗せベッドから立ち上がると、床に落とした灰がシャロの周りでヒラヒラと舞い上がった

「変に結界が張られたこんな場所じゃあ、すぐにお腹空くからね。少し外に出てご飯でも買いに行こうか」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ