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ツイングリッター  作者: シャオえる


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21/50

食後の後に

「シャロ、おはよう。起きて」

 ディオロイ城から逃げ出したリリーが木にもたれ木の枝に座り寝ているシャロを起こすため頬にすり寄ったり、手のひらをつついて何度か試してみても起きないシャロにリリーの起こす力が強くなっていく。数分シャロを叩き起こし続けていると、やっと気づいて目を覚ました

「リリー……おはよう」

「おはよう。やっと起きた」

 シャロの声を聞いてリリーが嬉しそうにグルリと回る。寝起きで少し頭がボーッとしながらリリーを見ていたシャロが、ふと自分の右手に何か持っているのに気づいた

「なにこれ」

「美味しそう物を持っていたから貰ってきたよ。甘くて美味しいよ」

 リリーの話を聞きながらシャーロットが買い無くしたはずのクレープを見る。その間にシャロの肩に止まると、時間が経ち少し生地が柔らかくなったクレープを一口食べた

「これ、リリーには甘すぎる。勝手に食べちゃダメだよ」

「帰るのに大変だったから食べちゃった。美味しいね」

「まあ確かに美味しい……」

 甘いクリームが口一杯に広がり一気に眠気が覚めていくシャロの右肩ではクレープを食べる様子をリリーが食べたそうにじっと見つめている。リリーの視線を気にすることなく、あっという間にクレープを食べ終えたシャロがふぅ。と一つ一息ついて、木にもたれ直した

「ちゃんと家には帰せたんだ」

「うん、でもずっと誰かと一緒にいるからまた会うのは大変かな」

「じゃあ、しばらく家にある本も城にあるのも、お預けか」

「次会うまで読めるように魔術の練習しているかな?」

「さあね。それよりリリー」

 話の途中、木から落ちないように立ち上がり、軽く服をはたく。ちらりと騒がしさが落ち着いたディオロイ城を見た後、シャーロットがさっきまでいたニアという村のその先を指差した

「仕事だよ、あの魔力の後を追いかけて」

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