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20話

麗「修二、佐助。例のものは?」


佐「ほい!」修「これだ。」


そう言うと袋パンパンに入った宝石を机の上へジャラジャラと広げた。


「な、なにこれ!」


麗「わざわざ国家機密の場所に入ったんだ。金塊だけなんて勿体ないだろ?佐助の袋の中は銀行の貸金庫に汚職政治家共が預けてあった所から、修二の袋の中はアメリカからの空輸で金塊と一緒に汚職政治家共に送られてくる予定だった物だ。まー、ザックリこれで100億くらいか?」


「あんた、私の任されてる宝石商を知って取引相手に私を選んだのね。」


麗「あぁ、金塊の価値は誰でもわかるがこの宝石の価値はボスよりお前の方が分かるだろ?」


「フフッ…

いいわ!全部買う。これが本物なら私に入ってくる利益は金塊値切って貰うお金より遥かに多いからね!」


麗「流石だ。んじゃ、こっちも交渉成立ってことで!」


「えぇ、鑑定が済み次第金額は提示する。でもこの量にチラホラブルーダイヤやピンクダイヤも混じってるのを見ると…最低でも150億、もしかしたら200億行くんじゃないかしら。」


麗「ほんじゃ、俺たちは鑑定が終わるまでしばらく『山道会』のこの施設で自由にしていいって話だったろ?」


「なんなら鑑定が終わってお金も渡した後も使ってくれて構わないわ!」


麗「それじゃぁ、あのホテルの最上階をしばらく貸してくれ。」


「えぇ!わかった!すぐに手配する!」


麗「ありがとよ。」


そう言って8人はホテルでチェックインを済ませ最上階のプール付きVIPルームへ



麗「みんな、お疲れ様!今日は…いや、お前たちのおかげで今日も最高の日になった!1人約100億の俺たちを祝して!乾杯!」


「「「乾杯!!!!!!!」」」


計画を最初に話したあの時と、いや、それ以前から変わらない。素晴らしく頼もしい仲間たちと祝杯をあげる。


しばらくして修二が1人で黄昏ていると麗司が話しかけてきた。



麗「修二!最初の計画の時点で10トン盗む気だったのは正直ビビったぜ!俺は3トンをどう盗むかしか考えてなかったからな!」


修「ま、追加で宝石盗んでこいって言われた時はビックリしたけどな。」


麗「これからどうするんだ?」


修「もう働かなくても良いくらい稼いだからな…大人しく恋でもしながらのんびり過ごすよ。」


麗「そうか。その隠居先延ばしに出来ねーか?」


修「今度は何するんだ?」


麗「時期に分かる。」


〜[完]〜


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