幕間5
リヒト視点、第四話の本編に入らなかったゆるーいお話。
読み飛ばしてしまっても構いません。
幕間5 付き合ってません
イヴたちが勉強している間、リヒトとフルーリナは二人で夕食を共にしていた。
「遅いわね、あの二人」
「きっとイヴのことだから遅くまで勉強してるんだよ。待てよ?マコトも遅れてるってことは、もしかしてイヴはマコトにみっちり教え込んでいるのかもね」
「あら、そうなの。貴方達と一緒にいるから、てっきりマコトも出来る方かと思っていたけれど、そうではないのね」
「マコトは実戦で光るタイプだからね〜」
「ふ〜ん。ところでイヴはどうしてマコトにそこまでするのかしら」
「それはね、今度の期末試験で成績が悪ければSクラスから下のクラスに降格することになるからだよ。
僕はマコトなら大丈夫だと思うんだけど、イヴはマコトとどうしても一緒に居たいんだろうね」
「ふ〜ん。……イヴとマコトってかなり仲良いわよね」
「そうだね。イヴとの付き合いは僕の方がずっと長いはずなんだけどな……いつの間にあんなに近づいたんだろう?」
「マコトってイヴのこと好きなのかしら?」
「どうなんだろう?でも女の子としては見てると思うよ」
「イヴはマコトのこと好きよね。恋とはまた違うようだけど」
「そうだね」
「……やっぱり付き合ってるわけじゃないのよね」
「付き合ってるわけじゃないと思うよ……あっ、あそこにいるのイヴとマコトじゃないか?」
「二人とも近いわね」
「近いよね」
「あれで付き合ってないのよね……」
「ビックリだよね……」