表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
KreuZ~魔術学園の優等生たち~  作者: タゲウオ
第一章:学園の青春編
4/25

幕間1~4

幕間


本編の間の、本筋のストーリーとは関係のないゆる〜いお話です。読み飛ばしてしまっても構いません。

幕間1,2,3:リヒト視点

幕間4:フルーリナ視点


幕間1 (第2話冒頭)

いつの間に?!


僕の名前はリヒト・キュンツェル。昨日不安を抱えながら学校に入学したけれど、前の学校からの知り合いのイヴと再会できたし、マコトとも友達になれた。今日は授業初日。今はイヴとマコトの3人で行動している。


「イヴ、マコト、お昼は食堂で食べない?」

「うん、もともとそのつもりだったから」

「俺も持ってきてないから、そうしようとしてたところだ」

「そっか!なら3人で……」

「ごめん!リヒトくん、ちょっと手伝ってくれるかい?」


ジナン先生は申し訳なさそうに僕を呼んだ。


「はい!今行きます!ごめん2人とも。先に行っててくれるかな?」

「先生の手伝いなら仕方ないさ。先に席を取っておくよ」

「うん、だから頑張ってね」





「ごめんね、昼休みなのに手伝ってもらって」


先生の手伝いはプリントの整理だったのですぐに終わった。


「いえいえ、すぐ終わりましたし、このくらいお安い御用ですよ」

「リヒトくん……なんていいやつなんだ!本当にありがとう!」

「それじゃ、僕はもう行きますね」



食堂に向かう途中、ハッと気づく。イヴとマコトはほとんど初対面だ……二人とも口下手だし、もしかしたらかなり気まずい思いをしてるかも!急いで食堂に向かう。



「ごめん!二人とも!……ってあれ?」

ボクの目に映ったのは、楽しそうに談笑する二人の姿。

「ああ、おかえり、ってどうした?」

「おかえりなさい。どうしたの?そんな不思議そうな顔して?」

「いや、君たちって……」


どうして普通に話してるの?!そんなに仲良かったっけ?!何があったの?!



――昨夜のことは知らないリヒトであった。


幕間終


(第3話)


幕間2 犬か猫かと聞かれれば鳥派


どうも、リヒトです。僕とイヴとマコトの三人に、フル嬢を加えた四人で動物園に行くことになりました。


「もしかしてマコトって……動物にはあまり興味がないの?」


あまり関心を示さないマコトが不満そうに見えたのか、イヴは心配そうにマコトを見つめます。


「いや、そうじゃない。面白そうじゃないか、動物園」


マコトは慌てて、その後照れくさそうに言いました。


「そっか、ならよかった」


マコトの回答にイヴもホッとしたようです。僕も同じ事を思っていたので一安心です。ところで動物園といえばやっぱりこの話題。


「ねぇ、みんな好きな動物とかっている?」

「私はペンギンだけど……ねぇ、マコトはどの鳥が好き?」



いや、いきなり鳥前提かーい!



「そうだな、フウロウだな」



いや、マコトも鳥好きなんかーい!



「いいわね、フクロウ。小さい種類は可愛いし、大きな種類はカッコイイし」



フル嬢も乗ってきちゃったよ。



「あぁ、分かってくれるか。フルーリナはどの鳥が好きなんだ?」



マコトも鳥前提で聞くんかーい!!



「そうね、私はタカね。あのフォルムは美しくてカッコイイわね」



フル嬢も鳥好きだったよ!!



「ああ、鷹匠は男なら一度は憧れるもんだ」



そうなんだ?!そういうものなの?!



「ところでイヴ、あなたペンギンが好きって言ったわね。どういうところが好きなのかしら」



「あの……モフモフ感、かな?」

「分かる」

「わかるわ」



あっ、それは僕も分かる。いいよね、あの羽毛のモフみ。



「ところでリヒトはどの鳥が好きなんだ?」

「いや、鳥前提で聞かないでよ……ってなにそのうわマジかコイツみたいな顔?!」



「鳥……嫌いなの?」



やめて!そんな悲しそうな顔しないでイヴ!!



「えっと……あっ、ハチドリとかちっちゃくて可愛いよね!」



「ああ、そっちの趣味か」

「リヒトくんそっちの趣味だったのね……」

「いや、でも趣味は人それぞれだし……」



ーーそっちってどっち?!


幕間終


幕間3 フル嬢>イヴ=リヒト>>マコト


僕は今、イヴとマコトとフル嬢の四人で動物園を訪れています。


「ふれあいコーナーだって?!行ってみようよ!」

「ふれあい……か……」

ふれあいコーナーと書いてある小屋には、ちっちゃくてモフモフのウサギたちがたくさんいます。

「かわいい!!」

「かわいいわ!!」


イヴとフル嬢は女の子らしくはしゃいでいます。マコトは……男の子なので表には出しませんが嬉しそうです。かわいいは正義のようです。


「入りましょう!イヴ!」

「うん、フルーリナ」


女の子二人は早速中に入ってウサギたちと触れ合っています。


「僕もーー!!」


僕もこのモフみを感じるべく中に入ろうとしますが、振り返って見て見るとマコトは入ろうとしません。


「どうしたのマコト!せっかくだから中に入ろうよ!!」

「いや、いいんだ俺は……」

マコトの手を引いて無理矢理中に入ります。

「モフモフね……」

「これはいいモフみ……」


女の子二人はさっそくふれあっているようです。でもマコトは中々ウサギに近づこうとしません。仕方ないので僕もウサギを抱えてマコトのところまで運びます、


「ほら!マコト!かわいいよ!」

「やめろ、それ以上近づくと……!!」

「ほらマコト……ってうわっ!!」

キシャー!!とウサギがウサギらしからぬ声をあげて僕の腕から全力で逃げて行きました。

「ほら……だから言ったんだ。動物は好きなのに……」

「……ごめんねマコト」


マコト、どうやら動物にはめちゃくちゃ嫌われる体質みたいです。


「俺はここで見てるから、好きにふれあっててくれ」

「うん、本当にごめんね……あれ?さっきまでいたウサギは??」

さっきまで周りにいたはずのウサギがいつのまにか消えていました。

「フルーリナ!すごい!!」

イヴの声に振り返ると、そこにはウサギに囲まれたフルーリナが。

「くっ……まじかよアイツ」

そしてそれを羨ましそうに見つめるマコトなのでした。


幕間終


幕間4 乙女の恋バナその1


 私の名はフルーリナ・リーデルよ。合宿の夜といえば女子会、女子会といえば……恋バナよね!そういうわけでイヴの部屋にこっそりお邪魔しているわ。


「ねぇ、いきなりだけど、アナタ好きな人っているの??」

「……いるよ」


イヴは頬を赤らめる。……意外だわ。


「えっ、誰?!もしかして、マコト??それともリヒトだったりする??」

「えっと、マコト……」


あらあら、そうなんだぁ……


「とリヒトと、もちろんフルーリナも好きだよ」

「え??」


イヴは照れ隠しに枕に顔を埋める。


「えっと……好きってそういうのじゃなくて」

「どういうこと??」

「えっとね、異性として見てるのかってことよ」

「異性として……マコトとリヒトは明らかに異性だと思うけど……違うの??」

「ごめん、聞いた私が悪かったわ……」


この子ちょっと純粋過ぎないかしら?


幕間終


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ