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ローゼン・サーガ  作者: 秋月瑛
ローゼン・サーガ
13/26

サーガ13

 数百年もの昔のこと――。

 広大な大地に広がる農場では果樹栽培で、ブドウやオリーブを盛んに作られ、その大地にそびえる高い防壁に囲まれた都市国家メミス。

 壁に囲まれた都市の中心にある小高い丘の上にある神殿。この場所が城塞であり、この都市を守護する月の女神ムーミストからの信託を受ける場所である。

 このメミスの都でキルスは生まれた。

 やがてキルスは父の後を継いで神官長としての地位に就き、歴代の神官長がそうして来たように、自分の部屋にこもり読書によって毎日の退屈な時間を潰していた。

 毎日続く退屈な日々にキルスは飽き飽きしていた。

「このメミスにレザービトゥルドでも襲ってくれば、この退屈はどこかに吹き飛んでしまうのだがな」

 レザービトゥルドとは、この時代メミスで最も恐れられていた怪物の名である。その名を聞いただけで、この都の者ならば誰もが震え上がるほどの怪物なのだが、このキルスという男はレザービトゥルドなどこの世にいないと考えていた。

 レザービトゥルドはこの都市の守護神ムーミストの宿敵であり、もとはこの土地に住んでいた土地神であったとされるのだが、自分の持っていた宝に執着するあまり怪物になって、ムーミストにこの土地から追い払われたのだと云う。

 住んでいた土地を追い払われたレザービトゥルドはムーミストに復讐をするべく、自分が追い払われた土地にムーミストが造ったメミスの都を四〇年に一度襲いに来ると言ったのだが、来たのは最初の四〇年目だけであった。それから長い年月が経つが、レザービトゥルドが現れたことは一度もない。だからキルスはレザービトゥルドの話そのものが古代人のつくった作り話だと思っている。

 真剣な顔をして考え込んでいたキースであったが、ついに彼は決断した。

「よし、出て行くことにしよう」

 神殿での生活にうんざりしていたキルスは予てからの夢であった、神殿の外の世界を見に行くことにしたのだ。

 法衣の上から厚手のローブと頭巾を着込んで、キルスはこっそりと部屋から出た。

 世界一の魔導士と謳われるキルスには神殿を抜け出すことなど容易いことであった。誰にも見つからずにキルスは神殿の外に出た。

 神殿の外に出たのはこれがはじめてだった。跡取りのまだいないキルスの身に何かがあってはいけないと彼は神殿に軟禁状態だったのだ。

 神殿の外に出てキルスが一番行きたかった場所は酒場であった。それというのも、酒場にはうまいワインと綺麗な女性が働いているのだと、神殿で働いている魔導士に聞いたことがあったからだ。

 さっそく酒場を探し歩いたのだが、神殿の中しか歩いたことのないキルスには右も左もわからなかった。だからと言ってそこらを歩いている平民に声をかけるのは神官長としてのプライドが許さなかった。

 余所見をしながらふらふらとキルスが歩いていると、彼の不注意から何かにぶつかってしまった。

「きゃっ!」

 キルスとぶつかったのは若くて美しい女性で、彼女はキルスとぶつかった拍子にお尻から地面に倒れてしまった。

 女性はお尻を擦りながら立ち上がり、キルスを見ると頭を何度も下げはじめた。

「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。大丈夫でしょうか、お怪我はありませんか!?」

 本当は神官長である自分にぶつかったのだから、相手を怒鳴りつけてやろうとキルスは思っていたのだが、酷く慌てた女性のようすを見て気持ちが変わった。

「いや、それはこちらの台詞だ。君こそ怪我はなかったか?」

「わたくしなら平気です。本当に申しわけありませんでした」

 女性はまた何度も頭を下げはじめた。それを見ていたキルスは思わず笑ってしまった。こんなおもしろい女性見たことがなかった。

「私なら平気だから、顔を上げてくれないか?」

 ゆっくりと上げられた女性の顔は少し泣きそうな顔をしていた。

「ごめんなさい」

「なぜ、そんな顔をするのだ?」

「わたくし泣き虫なんのです。何かあるとすぐに悲しくなってしまって、涙が出てくるのです」」

 この女性は今までキルスが出会って来たどのタイプの女性にも当てはまらなかった。キルスの出会って来た女性は貴族ばかりで、皆傲慢で虚勢を張っているような輩ばかりであった。

「おもしろい女性だ」

「おもしろいとは『変』という意味でしょうか? わたくしよく人から変だと言われるのですよね」

 女性は苦笑いを浮かべた。だが、キースは首を横に振った。

「いや、興味をそそられるという意味だ。私の名はキルス」

「あ、わたくしの名はローゼンと申します」

「ローゼンか、いい名だな」

「そうですか?」

 顔を薔薇色に染めて照れ笑いを浮かべたローゼンのその表情にキースは一目惚れしてしまった。

「今度私のしんで……いや、酒場とやらを探しているのだが、どこにあるか知っているか?」

「酒場でしたらわたくしの父が経営しているので、ぜひ、いらしてください」

「それは丁度良かった。ぜひ、案内してくれないか?」

「ええ、ついて来てください!」

 ローゼンに連れられ来た酒場は昼だと言うのに多くの人が酒を飲んでいて、中でも女性を囲って騒いでいる魔導士が特に目立っていた。

 活気盛んな酒場の雰囲気に押されて、ついついキルスはローゼンに聞いてしまった。

「いつもこんな騒がしいところなのか、酒場とは?」

「ええ、でも、今日は魔導士のザッハーク様が来ておられますので、いつも以上に騒がしいかもしれません」

 魔導士ザッハーク――その名前にキルスは心当たりがあった。現神官のひとりアルフェラッツの弟で、以前神官を選ぶ時に魔導士自体の数が少ないためにザッハークの名前が上げられたのだが、酒に溺れ借金ばかりしている男で神官としては相応しくないとされて、神官に成り損ねた男だ。

 キースはザッハークに顔を見られないように、頭巾で顔を隠しながらカウンター席に行こうとしたのだが、キルスの横について歩いていたローゼンがザッハークに呼び止められてしまった。

「ローゼンちゃん、ひっく、帰って来てたのか、こっちにおいで一緒に飲もうや」

 完全にいい気分なっているザッハークを見てローゼンは露骨に嫌な顔をしたが、酒場の娘としてはいかなくてはならない。それに、相手は自分よりも遥か地位の高い『魔導士様』だ。

 キルスはローゼンのことが気になりはしたが、カウンター席についてワインを頼んだ。この辺りはブドウがよく取れるので、上質なワインが飲めるのだ。

 ワインを飲みながらも、やはりキルスはローゼンのことが気になるようで、何度も横目でちらちらと見てしまった。

 酔ったザッハークは横に座っているローゼンの腰に手を回し、挙句には胸元に手を入れようとする始末だった。ローゼンは相手が魔導士ということもあって、直接的な抵抗ができず、身体を不自然に動かしてザッハークの手から逃れようとしていた。

 全てを見ていたキルスは深いな気持ちになった。明らかにローゼンは嫌がっているではないか。それなのにあのザッハークという男は魔導士の恥さらしでしかない。

 怒りが頂点に来たキルスはワインの入ったコップを持ったままザッハークの前まで行き、コップの中身を全てザッハークにぶっかけてやった。

「ローゼンが嫌がっているのがわからないのか!」

「このクソガキ、何しやがるっ!」

 立ち上がろうとしたザッハークを押さえつつ、ローゼンは泣きそうな顔をした。

「いいのですキルスさん、相手は魔導士様なのですから……」

「このような魔導士が魔導士あっていいはずがない。恥を知れザッハーク!」

 侮辱されたザッハークはローゼンの身体を押し退けて、キルスに飛び掛ろうとしたのだが、瞬時にキルスが作った魔導壁に顔面からぶつかってよろめいた。

 鼻を押さえながらザッハークは大声で叫んだ。

「キサマも魔導士か!?」

「そうだ」

 頭巾を取ってキルスは自分の顔をザッハークに見せ付けてやった。

 見る見るうちにザッハークの顔から血の気が失せていき、彼は言葉も出せないまま酒場の外へ逃げ出していってしまった。

 ローゼンは呆然としてしまった。キルスの顔を見た途端にザッハークは血相を変えて逃げ出してしまった。キルスとは何者なのだろうか?

「あの、あなた、いいえ、あなた様はどなたなのですか?」

 酒場で酒を飲んでいた男たちも一部始終を見ていて、このローブを着た魔導士が誰なのか酒を飲み手を止めて聞こうとしていた。

 この時はじめてキルスは自分の過ちに気がついた。こんなに目立ってしまったのはよくなかった。今まで神殿を出たことがなかったので貴族や魔導士以外の者で自分の顔を知っている者はまずいないだろう。だが、この状況はそれ以前の問題だった。

 キルスは何も言えず、カウンターに一オルガ硬貨を置くと足早に酒場を出て行ってしまった。

 酒場からだいぶ離れたところで、後ろからローゼンが走って追いかけて来た。それに気がついたキルスは早足で道を進んだが、後ろでローゼンが転んだような音と声をあげたので仕方なく来た道を引き返した。

 転んでいるローゼンにキルスは手を差し伸べた。

「大丈夫か、怪我はないか?」

「ありがとうございます」

 キルスの手を借りて立ち上がったローゼンは服に付いた砂を手で払うと、照れ笑いを浮かべた。

「わたくしっておっちょこちょいなのですよね」

「何故追いかけて来たのだ?」

「これをお返しに来ました」

 ローゼンが差し出した手の平には金色に輝く一オルガ硬貨が乗せられていた。

「酒代を払ったつもりだったのだが、足らなかったのか?」

 驚いた顔をしてローゼンは首を何度も横に振った。

「とんでもありません、貰い過ぎなのです!」

「貰い過ぎ?」

「これ一枚でワインが一〇〇杯以上飲めますよ!」

「そうなのか?」

 お金をはじめて使ったキルスには金銭感覚というものがわからなかった。そもそも、この硬貨も神殿の宝物庫にあったものを適当に持って来ただけだ。

「あなた様はどなたなのですか?」

「私について来るといい、そうすればわかるだろう」

 この後、ローゼンはキルスに連れられ神殿に案内された。そして、すぐにキルスは皆にローゼンを紹介し、婚約すると公言した。

 いきなり神殿に連れて来られたローゼンは驚き、その上婚約の約束を出逢ったばかりなのにされてしまい困惑してしまった。だが、ローゼンはうれしそうな顔をしてキルスの申し出を受けた。ローゼンもすでにキルスのこと愛していたのだ。

 神殿内に住まわせてもらうことになったローゼンは、いつもキルスと行動を共にしていた。いつでも二人は仲むつまじくして、誰もが『羨む』仲だった。

 貴族の出でないローゼンは女貴族たちの嫉妬の対象だったのだ。陰で悪い噂をいろいろと囁かれ、それはローゼンの耳にも入っていた。だが、それでもローゼンはキルスの前で気丈に振舞って、いつも笑みを絶やすことがなかった。

 日に日にローゼンへの仕打ちは激しさを増し、彼女の心は確実に傷ついていった。何度も自殺を考えたが、キルスさえ近くにいてくれれば平気だった。

 だが、ある日悲劇は訪れた。ついに誰かがローゼンの食事に毒を盛ったのだ。

 夕食の最中、突然ローゼンが苦しみだし吐き気を催したかと思うと、そのまま食器類をぶちまけて痙攣を起こし、息を引き取ってしまったのだ。

 キルスはローゼンの身体を抱きかかえ泣き叫んだ。この時のキルスには何故ローゼンが殺されなければならなかったのかわからなかった。犯人を探そうという思考も全くなかった。

 すぐさまキルスは死んでしまったローゼンを抱きかかえてどこかに行こうとした。

 狂気の目をしたキースを誰もが止めようとしたが、キースは自分の前に立ちはだかる者全てを魔眼よ呼ばれる黒い瞳で睨みつけた。魔眼で睨みつけられた者は魔眼から発せられる魔導によって動きを封じられてしまった。

 神殿の地下に下りたキルスは宝物庫に向かい、そこでローゼンの身体を床に寝かせ、自分はある魔導書を見つけようとしていた。

 宝物庫に眠る古い魔導書の中にあった禁断秘術。キルスは一心不乱でそれを探した。

「……これだ、見つけたぞ!」

 死人の魂を術者の身体に宿す魔導。

 宝物庫には貴重な魔道具の数々も安置されている。その中からキルスは妖しく輝く短刀を手に取り横たわったローゼンをまたぐようにしてひざまずいた。

「安心してくれ、必ずや成功させる」

 奇怪な呪文を唱えはじめたキルスの顔は悪魔に取り憑かれたようであった。

 両手で短剣の柄を強く握り締め、大きく振り上げた。次の瞬間、妖しく輝く短剣はローゼンの胸に突き立てられ、そのまま肉の中に沈んでいった。

 血は一滴も流れ出ず、キルスはそのまま短剣をゆっくりと動かし、胸に大きな穴を空けた。

 短剣を放り投げたキルスは手を裂けた胸の中に突っ込んだ。そのまま引き抜かれた手には何かが握られていた。それは心臓だった。

 キルスは大きな口を開けるとがぶりと心臓に喰らいついた。

 野獣か、悪魔か、ローゼンの心臓を喰らったキルスの体内に何かが宿った。そう、それはローゼンの魂。

 風が巻き起こり、キルスの身体から霧が立ち昇った。それは人の形になり、半透明のローゼンが現れた。

「キルス様、わたくしは?」

「ずっと、一緒にいよう」

 全てはキルスのエゴであったのかもしれない。全ては過ちであったのかもしれない。仮初の幸せは長くは続かなかった。

 以前よりもキルスは部屋の閉じこもるようになり、ローゼンと二人だけの時間を過ごした。

 キルスはローゼンの存在を維持するために自分の生命力をローゼンに捧げ、彼の身体は弱体化し、常に身体が気だるく、部屋を出たくとも出れない状況だったのだ。

 そんなある日のこと、メミスの都にあのレザービトゥルドが現れたのだ。

 四〇年に一度、メミスの都ではレザービトゥルドとの戦いの備えていたものの、まさか本当に現れるとは誰も予想だにしなかったのだ。

 人々は慌てふためいた。レザービトゥルドが来ると宣言したこの日はムーミストの力が最も弱まる日であり、女神に守ってもらえぬと知った人々の恐怖は頂点にあった。

 レザービトゥルドを倒すべく、キルスは妖しげな薬を服用し一時的に生命力を回復させて怪物に立ち向かっていった。それ共に巫女によって選出された六人に魔導士には、ムーミストがこの日のために用意していた魔導具が渡され、レザービトゥルドとの戦いに向かって行った。

 魔導士たちとキルスの活躍によってレザービトゥルドは見事退治でき、レザービトゥルドの屍骸はメミスの横を流れる川に流され、悪夢は去ったのだと誰もが思った。

 戦いを終えた魔導士たちとキルスは神殿に呼び集められ、巫女や神官たちにその功績を称えられた。

 その最中、あのザッハークが姿を現したのだ、しかし、その者はザッハークではなかった。

 虚ろな目をしていたザッハークの頭が突如破裂し、その頭があった場所に蛇のような頭が現れた。レザービトゥルドがザッハークの体内に乗り移っていたのだ。

 魔導士たちはレザービトゥルドを取り囲み一斉に魔導を放った。

 魔導士たちの身体から光り輝く帯状の魔導が発射され、レザービトゥルドの身体に見事命中した。だが、レザービトゥルドはそんなものなどものともせずに長く伸びた頭で近くにいた魔導士に喰らいつき丸呑みにしてしまった。

 ここにいる魔導士たちは一度目のレザービトゥルドとの戦いで傷つき、とても二度の戦いには耐えられそうもなかった。

 レザービトゥルドは手から稲妻を魔導で出し、巫女に向けた撃ち放った。巫女と神官長を殺害すること、それがこのメミスを滅亡させる方法であった。

 黒い稲妻が巫女に当たる瞬間、それを庇うようにキルスが身を犠牲にして稲妻を身体に受けた。巫女と神官長、どちらかが生き残ればいい、そして神官長の本来の役目は双子の巫女を守ることであった。

 強い魔導力を持つキルスには魔導に対する耐性がある。それでも今の稲妻はキルスの身体に重症を負わせた。

 実体を持たぬ、今やキルスの守護霊となったローゼンはレザービトゥルドに襲い掛かった。

 ローゼンの身体から光の玉が幾つも放出され、それは生きているように動き回り、レザービトゥルドに向かっていく。レザービトゥルドに当たった光の玉は爆発を引き起こし辺りに硝煙が立ち込めた。

 よろめいたレザービトゥルドの身体にローゼンが抱きつき動きを完全に封じようとした。だが、レザービトゥルドの激しい抵抗に遭いローゼンは振り払われそうになった。

 長く伸びた首を大きく振り回し、レザービトゥルドの頭は神殿の壁や柱を次々と壊していった。

 言うことを聞かぬ身体に鞭を打って、キルスもまたレザービトゥルドの身体に飛びかかった。

 キルスとローゼンの身体から激しい魔導力が発せられレザービトゥルドの身体を完全に封じた。

 これがレザービトゥルドを倒す最後のチャンスであった。

 ひとりの魔導士が地面に転がっていた伝説の魔導具『ムーミスト』の弓を拾い上げ、レザービトゥルドに向けて構えた。魔導士の生命力を使って矢を具現化し、レザービトゥルドに撃ち放った。

 放たれた魔導の矢は周りの空気を巻き込み渦巻き、見事レザービトゥルドの身体を貫いた。

 咆哮をあげたレザービトゥルドの身体にひびが入り、そこからまばゆい光が漏れ、魔導力を失しなったレザービトゥルドは石のようになると、やがて粉々に砕け塵と化し消滅してしまった。

 滅びたレザービトゥルドの巻き添えをくったキルスの身体も崩壊した。

 キルスが死ぬということ、それはローゼンの死も意味している。

 ローゼンの身体が消える。意識が消える。存在が消えてしまう。

 辺りが暗闇に閉ざされ、ローゼンは自分が消滅する運命を受け入れようとした。だが、朦朧とする意識の中、彼女は声を聴いた。

《おまえは選ばれた。全ての記憶を封じ精霊として永遠を生き〈運命〉を待て》

 深い闇の中にローゼンは落ちた。

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