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モテる幼馴染みをもった私の苦労  作者: 桜月


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48/53

オマケ  もし、「モテる~」のカレカノが異世界召還されたら(笑)

完結とか言っといて……! まぁおまけですので(笑)

 

 夕暮れの教室にひとり。


 突如眩しい光が足元から溢れ、その光が線を描き出す。魔方陣と呼ばれるそれの中心にいたのに気づくも、もう遅い。


「ーーーーっ!?」


 目映い光に包まれ、全てが白に染まる。光が唐突に消えたそこには、誰の姿も魔方陣も存在してはいなかった。





 光が消えると、石造りの部屋に立っていた。

 ありえない景色に呆然と立っていると、周りにいた人々が動き出した。どこぞのコスプレか、と疑いたくなる場違いで派手な衣装を着た彼らは口々に言う。


「おお! 聖女さま!!」

「聖女さまが降臨なされた!!」

「救いを! この世界に平和を!」



 さぁ、あなたはどうする?






 case1  北川有栖



 おだてられるままに(お姫さま呼び及び扱いにコロリと堕ちた)聖女を襲名。無意識にイケメンを選別。いつものごとく決め技「私、嫌われてる?」を発動し、逆ハーレムを形勢。


 上げて上げて上げて上げて上げ続けられて搾取され続ける。が、気づかなきゃ幸せじゃね? で終わる。後に王子と結婚とかしてるかも。でも多分側室。気づかないけど。女王さまの頃の有栖なので、迎えに来てくれる人はいない模様。




 case2  中里六花



 状況を判断するやいな、逃げるように忠告。なんたって魔王その1がくるからね! と親切にも拉致誘拐容疑、並びに監禁未遂犯人共に告げてやったと言うのに、鼻で笑って無視とか。君たち後悔するぞ?


 見下して適当に丸め込もうとした所に、空間が歪んだ。おどろおどろしい真っ黒々なオーラを纏いてヒーロー(と書いて魔王と読む)登場。


 俺見参! てな空気で六花を抱え込むと、六花が見てないのをいいことに、犯人共に報復を開始。痛いのからえげつないのまでお好きなのをどうぞ? な阿鼻叫喚な地獄絵図開幕。ただし、結界により無音なので甘々に溶かされてる六花は気づかない。


 その内楓くん(と書いて以下略)の気がすんだらふたりでお手々つないでかえるんじゃね? リア充爆ぜろ。




 case3  鎌田ちな



 ふーん、そうなんだー。と納得したようで全然納得してません、な目だけ笑わない他所行き仕様で対応。頭軽そうと見下して適当に丸め込もうとした王族その他諸々を、いつもの言動にさりげなく混ぜたトゲトゲで軽ーく攻撃。上げて倍落とすが得意技。


 気がすむまで口撃した後、不憫君を待つことなく自力で帰還。号泣の不憫君に迎えられて宥めつつ、日常をかみしめる。……これも愛? 




 case4  小堺真桜



 ヒーローが後からくるなんて誰が言った? 離れるわけないじゃん一緒に決まってるじゃんバカなの死ぬの? てわけで真桜と一緒にしぃちゃん登場。場の空気が凍った。ぎゅう、と抱きしめて誰の目にも触れさせない徹底ぶりに周りも引き気味。


「しぃちゃん、ここどこ? なにも見えないよ?」


 真桜の声に、聖女様と声を上げようとした男が固まった。文字通りぴきーん、と。ふむ、しぃちゃん絶好調ある。異世界に来てすぐに力を理解して使いこなすとか、ひと睨みで凍らせるとか流石魔王その2である。そんな感じで縦横無尽にやりたい放題して、一回も誰にも真桜を見せることなく帰還。その際「二度と喚(よ)ぶんじゃねえぞ?」わかってるな? とお願いすることも忘れない。できる男である。


「で、結局何だったの?」


 そんなもんさ(笑)




 case5  間中静留。松川楓。



 真桜としぃちゃん、六花と松川先輩でダブルデート中に突然光った魔方陣。とっさに恋人を突き飛ばして魔方陣から遠ざける男ふたり。結果、光が消えて残される女子ふたり。


「「…………ヤバくない?」」


ヤバいね!


場所は替わって向こうには、もんのすごく機嫌の悪い魔王その1その2がおりましたとさ。


後は推して知るべし。



あくまで遊びの想像です。いや、そうじゃない! という方は桜月までご一報くださいませ。

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― 新着の感想 ―
[良い点] どちらかと言えば劇場版かなぁ? 《テレビの場合》 技の一号、力の二号 《映画の場合》 力の一号、技の二号
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