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神様(仮)

「誰だ貴様!」


えええええええええ


「名を名乗れ!」


え?私死んだよね?

気が付いたら変なおっさんに不審者扱いされてるんですけど。

いや、まぁ私も自分の部屋にいきなり知らない人が現れたら不審者だと思うよ?

けど、なんかこう、理不尽じゃないかなって。

思うのよ。


「ん?何、いきなり?

 え?昨日話してたの?

 今送った?

 うん、まぁなんか来たけど、

 こいつがそれ?女だけど

 いや、まぁそうだけどさ、お前が女送ってくるなんて珍しいね。

 生理的に無理?まぁいいけど。

 うん、オッケーオッケー。じゃぁの」


うわぁこいつヤバい人だった。

なんかいきなり一人で話し出したよ。

なんかこっちガン見してくるし。

それに明らかに私のことけなしてるし!

その女って私のことだよね!

架空の人間使って遠回しにけなされた!

それにさっきからこっち見てるし!

ジーって効果音が付きそうなくらい!


「ジーー」


?!  口で言った....だと?

やっぱりこいつはヤバい奴だ。

逃げるが勝ちだ。

って逃げる場所ないよ!


「あのー、ちょっといいかな?」


うわぁぁぁぁぁ

話しかけられた!


「あの、そんな露骨に嫌な顔しないでよ」


これは、もうこいつを倒して行くしかない!


「ヒィッ!いきなり殴りかかってこないでよ!

 痛い痛い!顔はやめて!ただで酷い面がもっと酷くなるから!」


あ、自覚はあったんだ。


「あれだ、いったん落ち着こう!ね?

 そうだ!あの、僕実は神様なんだ。

 だから、あれだ生き返らせたげるから

 殴るのやめて!」


神様?まぁそういうことにしといてやるか。

まぁ、そういうことなら。


「ゼェゼェハァハァ

 ふぅ、まったく、ヒドイ目にあったぜ」


なんだろ、このむかつく人。

もとい、神(仮)


「ところで、さっきからなんで無言名のかな?」

「あー」

「あ、ハイなんか、ごめんなさい」


わかればよろしい


「あの、これ。

 文字書ける?」


そういって差し出されたのは文字とペン


[なめんな!文字くらい書けるわ!]

「そうか、じゃぁ言いたいことがあったらそれ使って」


筆談か、懐かしいな。上層にいたころはこれでコミュニケーションをとってた。

医者になってからは基本診断室にこもってたからパソコンで事足りたからね。


「じゃぁまず、断らなきゃいけないけど元の世界に返すのは無理なんだ。」


何ですと!

じゃぁ


[別の世界があるのか?]

「うん。まぁそんな感じ。

 次ね、君の世界に魔法ってある?」

[無い

 別の世界ならあるのか?]

「あるよ。じゃぁ化学はある?」

[ある]

「オーケーオーケー

 じゃぁなんで君は死んだか覚えてる?」

[毒ガス]

「うん、覚えてるならいいよ」

[なんでそんなこと聞くんだ?

 神ならそれくらい分かるんじゃないのか?]

「まぁ分かるっちゃ分かるんだけど。

 一応記憶があるかどうか確かめとかなきゃいけないから」

[そういうものか]

「まぁそう思っといて

 じゃぁ次ね。君は生きてるとき罪を犯したことはあるかい?」

[ある]

「どんな罪?」

[人形遊び]

「うん。まぁ間違っちゃいないけど...人間的に言おうよ」

[人体改造その他諸々]

「まぁ自覚があるならいいんだ」

[咎めたりはしないのか?]

「別に、僕たちはただの管理者だからね。

 ただ見て、たまにこうして調節すればいいだけなんだ

 罪だのなんだのはそこの生き物が勝手に言ってるだけだよ」

[そうなのか]

「うん

 じゃぁ次ね。」

今日中に続きあげます

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