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始まり



優しく笑いかけるお前が好きだった。

そして誰よりも憎んでいた。



あの日の出会いは偶然だったが…

忘れられない出会いとなった。


お前は俺を変えた。

いい意味でも悪い意味でも…

根底から覆してくれたな。

変わりたくなかったわけじゃない。


戦争に嫌気がさしていことも事実。

死にたくなかったのも事実だ。

でもこんなになってまで生きたくなかった。




死ぬことが許されない。

生きるためには殺すしかない。

ならば

殺してやる。

逆恨みだとだれもが言うだろう。

だが…俺は許さない

お前も…全て…

お前の子供までも苦しめてやる。



なぁ…愛してるよ…誰よりも。

そう……殺したいくらい…ね。

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