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私の初恋。  作者: blackcat
8/11

第八話。

光輝君目線です。


南奈は、可愛く首を傾げた。


キョトンとした顔が、無茶苦茶可愛い。


「……っ。『星崎ほしざき 光輝こうき』だよ。16歳」


「あっ。そうなんですか。私は、15です」


…やっぱり、年下なんだな。


「って、この前のあの時間、学校がある時間じゃあ……」


俺は、驚いた。


今、南奈は受験生のハズだ。


勉強は、サボっているのだろうか。


…頭悪そうにも見えないけどな…。


「フフッ……。其れはお互い様ですよ、星崎さん」


…うっ。そりゃまぁ、そうだけど……。


俺は、自分がアイドルだと言うことを、明かしたくなかった。


大体、引かれるかキャアキャア言われるだけだ。


でも、此所は、話しておきたかった。


「俺…。〈地球隊 EARTH〉なんだ。知らない?アイドルグループの」


「えっ……。そう、なんですか…」


…ほら、やっぱり{住む世界が違う}とか言って、俺から距離を置くようになる。


折角、打ち解けてくれそうだったのに……。


「…だからって、距離を置かないでくださいね、星崎さん。有名だし、やっぱり尋常じゃないくらい格好いいです。でも友達にくらい、なってくださいね」


南奈は、顔を上げて天井を見つめながら、言った。


遠い、遠い、目をしていた。


「…ありがとう」


俺の、折角治まったハズの涙が、零れ落ちた。


あふれて、溢れて、止まらない。


「えっ、えっ(焦)。わ、私、変な事を言いましたか??ご、ごめんなさい」


「大丈夫だよ…。俺、嬉しい…。海原…、もういいや。南奈ちゃん」


俺は、思い切って口にした。


『南奈』って。


「俺、そんな風に言われた事、無かった。ありがと」


『大好きだよ』


その言葉が、口から零れ落ちそうだった。



行間あけてみましたが、如何でしょうか?

もしあれだったら、言ってください。

あー。久しぶりだった。

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