第五話。
歌が、入りますが、下手なので(そこんとこ)御了承ください。
“二人で 写った 笑顔の瞬間
日を 浴びること無く
暗い中で 過ごして
僕の 心もそうだ………”
私は、泣きたくなった。
声が、悲しくて。
憂いが、混じってて。
…泣きたいよ……。
“君を ホンキで好きだった あの日
誰かが 囁いて
あの時が 始まる”
だんだん、声が遠ざかっていく。
私が、遠ざかってるだけなのか、よく分からない。
けど、そんな事、気にしてる余裕0。
……えっ。待って。行かないで。
私は、必死に追いかけた。
走って、走って、走って。
其れでも、追いつかない。
“君は 又 もう一度
願いますか
『あの頃へ 戻りたい』と
私は いつも 祈っています
『君と 歩きたい』と”
私の声が、聞こえた。
こんな声、自分でも知らなかった。
私の声じゃない、声だった。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
光が、目の前で炸裂した。
眩しすぎて、目をギュッと瞑った。
光が和らいだ、と思うと、直ぐに眩しくなった。
私は、観念して、目を開けた。
眩しさに慣れず、何も見えないまま、歌っている彼に、声をかけた。
とても、気持ち良さそうに歌っているのが、ありありと分かる。
「歌っているのは、貴方ですか?」
いや〜っ。すいません、インフルエンザで寝込んでたんですよ、今まで。
ごめんなさい、物凄く期間開きましたね………(汗)。
此からは、土日だけになりそうです、更新。
ヨロシクお願いします。