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私の初恋。  作者: blackcat
3/11

第三話。

すみません。「・ ・ ・」の所から、登場人物、もしくは、時間が変わります。

ごめんなさい。表記し忘れていました。

俺は、驚いて、走って近寄る。

「……っっ。大丈夫ですか!?しっかりして下さい!!」

女の子……だった。

俺は、ゆっくりと抱き上げる。

予想以上に、軽い。

そして、熱かった。

「助、けて……」

そう言って、俺の手をにぎった。

…えっ。

俺が、握り返すと、ギュウッと握って、力が無くなった。

「えっ。だ、大丈夫ですか!?」

何度も揺さぶったけど、起きそうに無かった。

グッタリとしていて、苦しそうにあえいでいる。

尋常じんじょうじゃない熱に、怯え乍ら、携帯けいたいを取り出した。

“119”

プルル……

…あっ。つながった。

「すいません。東京・@@・¥¥まで、お願いします」

あわてて早口で言った。

正直、気が動転どうてんしていた。

「分かりました」

其の人は、冷静にそう言って、

「直ぐに向かいます」

と、言った。

俺は、ホッとして、屋根のある所まで走って、この子を寝かせた。

…だって、身長的に、俺より二つは年下に見える。

やっぱり、〈この子〉だ。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

此所は、病室。

点滴をして、スヤスヤと寝ている。

ぐっすりと寝ているこの子を見て、ホッとした。

同時に、ドキッとした。

じっくり見ていなかった、この子の顔。

ショートの髪が、似合っている。

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