第十一話。
「……ごめん。にぃ達」
俺が、にぃ達を困らせている事に気付いた。
すると……
「わっ。…生きてた」
…真面目に驚かれた。
「……ごめん。ふざけないで、緑にぃ」
俺は、躊躇した。
南奈の事、話して良いのかどうか。
けど、話さずに、席を立った。
「…俺…。寝てくるよ」
そうか、おやすみ。
なんて、言ってくれるような、にぃ達じゃない。
「おい、待てよ。光輝」
…やっぱり、緑にぃが引き留める。
俺は、半ばウンザリした顔で振り返る。
「悩んだままだと、眠れねぇぞ…。…話せよ」
「…いやだ」
にぃ達は、にやにやして目の前に立っている。
…っくそ。
「……どうせお前。〈恋〉してんだろ」
麗治にぃが、真面目な顔を崩して言った。
…ファンの奴らが見たら、ショック受けるどころか失神するぞ。
それくらい、きm……雰囲気が変わっている。
「ち、違うしっ!」
…ムキになって否定したのが、悪かった。
「俺らの方が、恋愛の先輩だぞ?」
「俺も聞きたーい、聞きたーい」
いつもは俺の見方の、青にぃまで、にこにこして…、裏切る。
「……うー…」
俺は悔しいけど…反発出来ない。
……全員、年上だし。緑=18 青=17 麗=19
…遅くなってごめんなさい…。
更新を早めにしていきます!(出来るだけ…)
ので、今後もヨロシクお願いします!!