表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

転生聖女は聖杖職人

作者:夜想庭園
 代々魔法使いの杖を作ってきた家に生まれながら、魔力を持たないために魔杖を作ることができず不遇な状況にあったアメリア。そんな彼女は事故をきっかけに、前世の聖女の記憶を思い出した。
 そこで不遇な現状を改善しようと考えたアメリアは、かつての記憶を頼りに天啓を得ます。

「魔杖が作れないなら、聖杖を作ればいいじゃない!」

 ふとした思いつきで魔力の代わりに神力を増幅する聖杖を発明してみたら、思いがけず大ヒット!

 そうして自らの存在価値を確立して家族と同じ杖職人として生きていこうとしますが、聖女の力で作られた回復力を数倍にする聖杖は周りから見ればとんでもない代物であり、杖の希少性と有用性からアメリアは貴族に狙われ普通に生きていくことができなくなります。

 そうしてアメリアやその家族の安全が危ぶまれる状況に傾きつつある中、冒険者ギルドで匿おうとギルマスとなったかつての仲間が訪ねてきます。
 最初は自分が転生したことを黙っているつもりのアメリアでしたが、

「アメリアちゃんよ。お前まさか…食いしん坊ミリアか」
「違うでしょ! みんなのアイドル、ミリアちゃんでしょ! …ハッ!」

 天然の気がある彼女の迂闊な一言で簡単にその正体は露見してしまうのでした。

 こうして前世の仲間たちと再会し、勇者が自分を好きだったことを知りますが、年の差や容姿の違いを気にして転生したことを勇者に告白することに、なかなか踏ん切りをつけられません。

 果たして転生した聖女と再会した勇者との恋の行く末は・・・これはそんな物語です。

※この作品は「カクヨム」にも掲載している中編です。
第1章 辺境の聖杖職人
第4話 精霊樹の聖杖
2023/09/30 18:56
第2章 冒険者ギルドの聖杖職人
第3章 在りし日の聖女の肖像
第11話 勇者の力の源泉
2023/09/30 19:17
第13話 王都への旅の準備
2023/09/30 19:23
エピローグ
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
  拙作『転生錬金少女のスローライフ』1~2巻発売中・コンプエース様にてコミカライズ連載中!
表紙絵1
表紙絵2

小説家になろう 勝手にランキング
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ